スキンケア基礎知識

男(メンズ)の正しい洗顔方法8ステップとキレイな肌作りのポイント

Dr.BS
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今回は男性の洗顔方法・手順についてわかりやすくご紹介します。

洗顔の役割は、ただ1つ、

「皮脂をできるかぎり取り除くこと。」

そのため、正しい洗顔方法ができていなければ、皮脂が残り、毛穴開きやニキビなどの肌トランブルにつながります。

つまり、

「洗顔料に何を使うか」

よりも、

「正しい洗顔方法ができているか」

のほうが大切なのです!

【8STEP】メンズの正しい洗顔方法とその手順

正しい洗顔方法をステップでご紹介していきます。

今日の洗顔のときから実践してみてくださいね!

STEP1:顔を軽く濡らす

まずは顔を軽く濡らしてください。

お湯の温度は、よく言われる「ぬるま湯」で大丈夫です。

顔を濡らすことで、洗顔料を顔にのせたときに、馴染みやすくなります。

STEP2:石鹸(洗顔料)を泡立てる

次に石鹸、または洗顔料を泡立ててください。

石鹸を泡立てるのは習慣としてあるので大丈夫だと思います。

ただ、洗顔料に関して少し手に伸ばして、そのまま顔につけてしまう人が多いです…。

これでは、皮脂をしっかりと落とすことができません。

そのため、必ず泡立てるようにしましょう。

ただ、手で泡立てせるのは、慣れるまでむずかしいです。

そのため、短時間でパッと泡立てたい方は「泡立てネット」を使うのがおすすめです。

【泡のまま出てくる洗顔料には注意】

泡のまま出てくる洗顔料も多く見られます。

ただ、このタイプは、

「内容物の濃度は低いのに、防腐剤の濃度が高い」

というネックがあります。

つまり、泡立っている分、洗顔料に含まれる有効成分の濃度は低いのに、防腐剤の濃度は高く、肌トラブルを引き起こしやすいのです。

そのため、泡のまま出てくる洗顔料はおすすめしません。

STEP3:Tゾーンにかけて泡をのせる

泡立てたら、まずは額~鼻にかけて(Tゾーン)に泡をのせましょう。

そして、中指と薬指の腹で円を描きながら、汚れとなじませます。

このとき、自分の顔と手の間に必ず泡がはさまっているくらいの「優しさ」でおこないましょう。

せっかく泡立てても、指の腹が顔の肌にゴシゴシ擦れてしまったら意味がありません。

あくまでも「泡」をはさんだ状態で泡と顔の汚れをなじませるイメージでおこないましょう。

STEP4:Uゾーンにかけて泡をのせる

Tゾーンのあとは、頬~アゴにかけて(Uゾーン)に泡をのせます。

こちらも中指と薬指の腹で円を描きながら、汚れとなじませましょう。

STEP5:口元・目元に泡をのせる

Uゾーンのあとは、口元・目元に泡をのせて、かるくなじませましょう。

この2つの部分は皮膚が薄いため、こすったり、引っ張ったりするとシワの原因になります。

そのためTゾーンやUゾーンのときよりも「やさしく・ていねいに」意識して泡をなじませましょう。

STEP6:顔全体にやさしくなじませる

さいごに、仕上げとして、顔全体にやさしくなじませましょう。

時間をかける必要はありません。

顔全体をさっとさするようにしましょう。

STEP7:ぬるま湯ですすぐ

ぬるま湯をつかって、手早く洗い流しましょう。

また、このときシャワーなどを使うと水圧で肌に刺激を与えることがあるのでNGです。

桶にためて、そのぬるま湯をすくった手に顔を近づけて、顔にぬるま湯をかけるようにします。

これを数回にわたって繰り返しましょう。

また、このとき、手で顔をこするのも摩擦の原因になるのでNGです。

ま、どうしてもシャワーを使用したいというのであれば、水圧を弱めて使うようにしましょう。

STEP8:きれいなタオルでそっと押さえる

すすぎが終了したら、清潔なタオル(その日初めて使うタオル)で、そっと顔をおさえるようにしましょう。

このとき、タオルで顔をこするのは肌トラブルの原因になるのでNGです。

ここまでが正しい洗顔方法の手順です。

まちがった方法で毎日の洗顔をすると、皮脂をしっかりと落としきれず、肌老化などのトラブルの原因になります。

そのため、今日から上記の8ステップで洗顔をしっかりとおこなってみましょう!

顔の肌を「たまご」だとイメージ!

顔の肌(皮膚)は繊細です。

今はなんともなくても、手でこすったり、泡立てないまま洗顔料を使用しているだけで、着実にダメージはたまっています。

そのツケは30代後半~40代にかけて、シワなどの形であらわれてきます。

そのため、毎日の洗顔のときには、自分の肌を「たまご」の表面とイメージしましょう。

ゆでたまごの表面は少しこすったり、爪を立てるだけで表面にすぐ傷がついてしまいますよね…。

実は顔の肌もそのくらい敏感なのです。

強くこすったり、雑な洗い方をするとそのダメージが少しずつ積み重なり、肌の表面に症状として出てしまうと、治すにのとても時間がかかるのです。

そのため、「たまご」と同じくらい繊細のものとして、洗顔をする必要があります。

このイメージをもっていただければ、洗顔料の泡をクッションとして洗顔する大切さも理解していただけると思います。

洗顔は20秒以上肌の上にのせない!

洗顔をするときに、皮脂をしっかりと落とそうとして、1分も2分も時間をつかって洗顔をする方がいます。

これはNGです。

洗顔料は、微弱な刺激性のある「陰イオン界面活性剤」で肌の汚れを落とすようにできています。

もちろん、「陰イオン界面活性剤」にも刺激が強いものと弱いものがあります。

たとえば、陰イオン系でも「カルボン酸系」や「アミノ酸系」の成分なら、かなり低刺激です。

ただ、それでも刺激がゼロなわけではありません。

どんなに優秀な洗顔料でも刺激は多かれ少なかれあるのです。

そのため、肌にのせたら20秒以内で先程の手順をおこない、すすぎ落とすのが理想です。

慣れるまでは大変かもしれませんが、意識してみてくださいね!

洗顔で皮脂はある程度しっかり落としてOK!

ここで、洗顔についてよくある「勘違いについて少しだけご説明します。

よく、洗顔料をつかって皮脂を落としすぎると、

「乾燥する」
「皮膚のバリアが低下する」

などと言われます。

たしかに、皮脂は肌を「コーティング」するためには必要です。

ただ、肌表面にある皮脂は、時間が立てば「酸化」して、肌老化や肌荒れなどのトラブルの原因になります。

そのため、夜に洗顔するときは、一日中、肌をコーティングして守ってくれた(酸化された)皮脂をしっかりと落とす必要があります。

そうしなければ、今度は皮脂があなたの肌を傷つけることになります。

また、皮脂を落としすぎると「乾燥する」というのは全くの勘違いです。

よく女性の化粧品などのキャッチコピーで、

「皮脂を落としすぎると乾燥してシワになる」

なんてことが言われ、弱めの洗顔料を使用する方がいます。

ただ、男性は女性とちがって、50歳まで皮脂の分泌量は変わらず、多いままです。

また、そもそも肌のうるおいを守っているのは、皮脂ではなく「セラミド」などの保湿成分です。

そのため、皮脂を落としすぎたから乾燥してしまったなんてことはありません。

なぜなら、皮脂にはそもそも乾燥から守る「保湿機能」はないからです。

先程もご説明したように、皮脂は「肌のコーティング」、つまり、クルマや床の「ワックス」の役割みたいなものです。

そのため、皮脂を取り除いても乾燥とは関係ないのです。

つまり、皮脂はある程度しっかり落とすことは、むしろ肌にとってプラスなのです。

洗顔は朝と夜の2回で十分!

洗顔をするのは、朝と夜の2回で十分です。

よく言われる「オイリー肌」の方は、皮脂をなくそうと一日に何回も洗顔をします。

ただ、これはかえって皮脂の分泌を増やすことになるかもしれません。

皮脂は肌のコーティングをする役割、つまり、外からの刺激から肌を守るバリア機能があのです。

そのため、洗顔をしすぎると、皮脂を必要以上に取り除いてしまい、「肌のバリア機能の低下につながります。

そして、皮脂の不足が生じると、脳が反応し、より多くの皮脂をつくるよう司令を出します(皮脂の過剰分泌)。

それによって、必要以上の皮脂が分泌されてしまい、より油っぽい肌になったり、酸化した皮脂が毛穴やその周辺に溜まってしまいます。

そうなると、

・大人ニキビの発症や増加、悪化
・毛穴がひらく

などの肌トラブルにつながる危険もあります。

ただ、先程もご説明したように、皮脂は一日の生活を通して酸化して、肌荒れや肌老化などのトラブルの原因になります。

そのため、オイリー肌でも関係なく、洗顔をするのは朝と夜の2回がおすすめです。

洗顔のあとの素早い「保湿」がカギ!

洗顔はあくまでも「酸化した皮脂を取り除くこと」が目的です。

ただ、皮脂を取り除いて「はい、おわり!」では、肌をキレイに保つことはできません。

洗顔のあとに直ちに必要なのが「保湿ケア」です。

保湿ケアがしっかりできていないと、肌の乾燥をもたらします。

「保湿?わかってるよ、乳液とかぬれば大丈夫でしょ?」

と勘違いしている方は多いです。

「化粧水で保湿して、油分(乳液)でフタをする」

ということはよく言われていることです。

ただ、これは正直「古い理論」です。

結局、油分でフタをしても、そのスキマから水分が蒸発してしまうことがわかっているのです。

つまり、保湿ケアで大切なことは、

「水分を維持する成分を肌内につくる」

ということなのです。

その代表的な成分のひとつに「セラミド」などがあります。

また、どこかで耳にしたことがある「ヒアルロン酸」なども保湿ケアのカギになる成分のひとつです。

洗顔で皮脂を落とし、そのあとの保湿ケアで肌をキレイに保つことができるのです。

つまり、洗顔と保湿はセットでおこなうべきスキンケアなのです。

逆に保湿ケアが正しくできていなければ、洗顔が正しくできていても肌の調子は上がりません。

「ちゃんと正しい保湿ケア、できてんのかな…」

と不安になった方は、洗顔後の保湿ケアに関しては以下の記事で詳しく丁寧ににご紹介しています。

保湿ケアは洗顔といっしょで、メンズスキンケアで最も大切なケアの1つです。

そのため、「正しい保湿ケア」ができているか不安な方はぜひ見てみてくださいね!

キレイな肌に仕上げるには「洗顔料選び」も重要

今回は、洗顔方法を中心に解説してきました。

ぜひ、今日の洗顔から実践してみてくださいね!

ちなみに、ここでご紹介した洗顔方法ができる前提で、「洗顔料選び」が大切になります。

メンズ用の洗顔料は近年たくさん販売されており、パッケージやキャッチコピーで決めている方も多くいらっしゃいます。

正直、忙しいと思いますので、そんなにじっくりと調べたり、考えたりする時間もありませんよね…。

でも、そのような方はほとんどの場合、まちがった洗顔料選びをしています。

たとえば、「毛穴が小さくなる」「ニキビが治る」「シミをなくす」などのキャッチコピーやパッケージにつられて買ってしまっていませんか?

なかには、ビタミンC配合、薬用食物エキス配合、ヒアルロン酸配合などをうたった「洗顔料」がありますよね。

ただ、洗顔料は顔にのせても最後にはすすぎ落としてしまうものです。

そのため、一部の酵素洗顔などを除いて、それらの成分の効果はほとんど期待できません。

「俺、しっかり正しい洗顔料を選んでんのかな…」

と感じた方は、以下の記事でメンズ専用の洗顔料の選び方について、詳しく丁寧に解説しているので、いっしょに見てくださいね!

【皮脂をしっかり落とす】メンズ洗顔料の正しい選び方とおすすめ3選洗顔はメンズスキンケアの中核の1つです。洗顔の目的は「皮脂を取り除くこと」です。皮脂を取り除くためには洗顔料選びが大切で、洗浄力や無添加などしっかりと判断する必要があります。この記事では洗顔料の選び方とおすすめの洗顔料についてご紹介します。...