スキンケア基礎知識

【男のスキンケアはこれだけでOK!】最低限のメンズスキンケア方法

肌がカサカサするからスキンケアしたいけど、どうすればいいの?

男のスキンケアってどうやってやるの?

近年、男性の間でも、洗顔や化粧水など使用する男性が増えています。

ちなみに、ある調査では、「20・30代男性は4割超が、“1日1回以上”スキンケアをしている」という結果も出ています。

男性のスキンケア統計から見たい方はこちらをチェックしてみてください。)

また、将来のシミシワたるみ毛穴開き・黒ずみを不安に感じている方は、しっかりと日々のスキンケアが大切になってきます。

ただ、手間をかける必要はありませんし、なるべく必要最低限のケアすることがにとってもいいですし、コスパもいいです。

そこで、今回はどの男性もするべき最低限のメンズスキンケアをわかりやすく解説します。

【男のスキンケアの目的は…?】
肌の水分と油分のバランスを取ること

男性がスキンケアをするときに気をつけてほしいのが「なんとなく」でやらないことです。

スキンケアの本来の目的は、

肌の水分と油分のバランスを取ること

です。

そのため、水分と油分のバランスが取れている状態であれば、スキンケアは必要ありません。

ですが、ほとんどの男性が何らかの原因で、油分が多くなっている「オイリー肌であったり、水分が少なくなっている「乾燥肌になっています。

そのため、ご自身のスキンタイプを見極めて、それに合ったスキンケアをする必要があります。

「とりあえず洗顔しておこう」とか「化粧水をぬっておこう」とかとやっていても、あまり意味がありませんし、まちがったスキンケアは肌トラブルをもたらすリスクもあります。

もし、まずご自身のスキンタイプを理解して、それにあったスキンケアをしたいという方以下の記事をチェックしてみてくださいね!

【あなたの肌タイプは?】男性のオイリー肌と乾燥肌、混合肌のチェック方法!正しいスキンケアをするためには、ご自身の肌タイプを見分けることが大切です。スキンタイプには、ノーマル肌・オイリー肌・乾燥肌・オイリードライ肌の4つがあります。この記事では、肌タイプをチェックする方法をご紹介しているので、ご自身の肌を特定しましょう!...

(まずは簡単なケアから知りたい・始めたい方は以下を読み進めてください。)

【どんなスキンケアが必要?】
「皮脂落とし」と「保湿」が大切!

スキンケアの目的は、

肌の水分と油分のバランスを取ること

です。

その上で、具体的には男性のスキンケアで以下の2つをおこなうことが大切です。

余分な皮脂汚れを落とす

保湿をする

この2つは乾燥肌やオイリー肌にかかわらず必要なステップです。

それぞれのケアについて見ていきましょう。

①余分な皮脂汚れを落とす

皮膚以下のような構造になっています。
一番表面の層角質層といい、その上に皮脂によってつくられた「皮脂膜があります。

皮脂本来皮膚を守る役割があり、コーティングをしてくれるので、肌に欠かせない存在です。

ですが、一方で何らかの原因によって、皮脂が過剰分泌されると、それがニキビ毛穴の黒ずみなどにつながります。

そのため、1日の終わりに洗顔をして、余分な皮脂汚れをしっかりと洗い落とす必要があるのです。

ちなみに男性の皮膚は、男性ホルモンの影響で、思春期の頃から皮脂の分泌が盛んになり、その分泌量は女性の2~3倍にもあたります。

また、女性の場合、皮脂の分泌量は20代をピークに減っていきますが、男性の場合は50代まで皮脂分泌が盛んです。

なので、皮膚の性質構造的男性の方が皮脂の分泌量が多くなってしまうのは仕方ありません。

また、この皮脂が男性が悩む肌のテカリやベタつきの最大の原因です。

ですので、洗顔で皮脂汚れを落とすことだけでなく、日々のケア を通して皮脂の分泌量を減らしたり、コントロールしたりするケアをすることが大切になります。

②保湿をする

スキンケアでもう一つ大事なこと、それは保湿ケアです。

ただ、保湿とは、化粧水などで肌に直接水分を与えることではありません。

(ほどんどの男性が「保湿=化粧水を肌にたくさんつけること」と誤解しています。)

保湿とは肌内で水分をキープすることです。

そもそも、化粧水などで外側から水分を与えても、それは肌の表面の角質層(※)までしか届きません。

※角質層の厚さは0.002mmと言われています。

油分でフタ理論は古い!

化粧水で肌に水分を与え、それを油分(乳液・クリーム)でフタをして閉じ込めるという「油分でフタ理論」はもう古いです。

先ほどもお伝えしたように、そもそも化粧水で肌に水分を与えても、肌の奥には届きません。

また、油分でフタをしても、そのスキマから水分が蒸発してしまうので、結局保湿できません。

だからこそ、肌内部セラミドなどの水分を維持する物質」をしっかりと肌に与える必要があるのです。


ですので、化粧品の広告でありがちな

“肌の奥までしっかり浸透!”

などはありえないのです…。

では、化粧水で外から肌に水分を与えないとしたら、どこから水分はやってくるのでしょうか?

それは、体内です。

もっと具体的にいうと、肌の内側からきます。

肌の構造上角質層の下は以下のように「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」と続いています。

そして、この4つの層のうち、角質層以外の層の肌細胞は生きているので、水で常に満たされています。

一方で、角質層はすでに「死んだ肌細胞」のため、細胞内が水分で満たされていません。

でも、安心してください。

角質層へは、そのすぐ下の「顆粒層(かりゅうそう)」から、常に水分が滲み出ています。

なので、しっかりとその水分を「キープ(保持)」する成分化粧品で与えることで、角質層も水分量を多く保持することができ、乾燥などを防ぐことができます。

【具体的にどんなケアをするの?】
「洗顔」と「保湿ケア」で十分!

ここまで、スキンケアの目的役割などについて解説してきました。

では、具体的にどんなケアをすればいいのでしょうか?

それは至ってシンプルです。

まずは以下の2つをしっかりとおこなえば大丈夫です。

洗顔

保湿ケア

ただ、それぞれポイントがあるので、その点についてわかりやすく解説していきます。

①洗顔のポイント

洗顔の目的は、

余分な皮脂汚れを落とすこと

です。

そのためまずポイントになるのが洗顔料選びです。

皮脂の分泌が多い方は、洗浄成分の強い「石鹸」などでOKです。

ただ、その分刺激が強いというデメリットがあるので、乾燥肌や敏感肌の方以下のいずれかを洗浄成分としたものを選ぶことをおすすめします。

スルホコハク酸Na

ココイルメチルタウリンNa

ラウレスカルボン酸Na

肌に合っていない洗顔料を選ぶと、肌トラブルの原因になることもあります。

そのため、これらのポイントをふまえて、オススメの洗顔料を知りたい方以下の記事をチェックしてみてくださいね!

【皮脂をしっかり落とす】メンズ洗顔料の正しい選び方とおすすめ3選洗顔はメンズスキンケアの中核の1つです。洗顔の目的は「皮脂を取り除くこと」です。皮脂を取り除くためには洗顔料選びが大切で、洗浄力や無添加などしっかりと判断する必要があります。この記事では洗顔料の選び方とおすすめの洗顔料についてご紹介します。...

また、正しい洗顔方法に関してはこちらで解説しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!

②保湿ケアのポイント

保湿ケアでは、「肌に水分を与える」のではなく、肌内にすでにある水分をキープする成分を与える」ことが大切です。

そして、角質層内で肌をキープする最強の保湿成分セラミドです。

セラミド角質層の水分を保つのに最も貢献している最強の保湿成分です。

極端に行ってしまえば、セラミドを毎日肌に与えることができれば、他の化粧品などはあまり必要ありませんし、十分に保湿することができます。

逆に、いくら水分を与えても、セラミドがなければ、水分がキープされないため、意味がありません。

むしろ、化粧水などで角質層に与えた水分が蒸発する際に、余計に乾燥を促し、より肌がカサカサになることも…。

ちなみに、実験的にセラミドを奪ってしまうと、肌の水分は80%も低下するという研究結果もあります。

つまり、セラミドは肌の水分の80%を維持していることになります。

なので、保湿ケアをするなら、最強の保湿成分である「セラミド」が含まれたものを使用することが大切です。

ちなみに、セラミドは脂質なので、水とは相性が悪く、化粧水で十分に与えることは難しいです。

そのため、セラミド配合保湿美容液オールインワンなどを使用することをおすすめします。

ちなみにセラミド配合のオールインワンについて以下の記事で詳しくご紹介しているので、しっかりとしたオールインワンをお探しの方はチェックしてみてくださいね!

【2019最新版】美容マニアが選ぶメンズオールインワン化粧品5選オールインワン化粧品は、メーカーによって配合されている成分がさまざまなので、選び方が大切になります。そのため、しっかりと肌に有効な成分を理解した上で選びましょう。この記事では、実際に私が使用したオールインワン化粧品をランキング形式でご紹介します。...

【シワやたるみ予防も重要!】
将来のためのアンチエイジング!

これからスキンケアを始めようと思っている男性は、まず「洗顔」「保湿ケア」の2つから始めるようにしましょう。

ただ、もし将来のシミやシワ、たるみなどを予防したいのであれば、アンチエイジング“も必要になります。

ちなみにシワやたるみはどのようにしてできるか、ご存知でしょうか?

若々しい肌のハリや弾力は、肌内の真皮(※)にある「コラーゲン線維」「エラスチン線維」の2つによって支えられています。

上の図のように、この2つの線維組織基質(※)を取り囲むようにして支えています。

※基質:ヒアルロン酸などのゲル状物質。

そして、シワ肌のたるみは、何らかの原因によって、この「コラーゲン線維」「エラスチン線維」の2つがダメージを受けて傷んでしまうことによってできます。

そして、この2つの線維組織が痛む要因として、以下の6つがあります。

●加齢
●紫外線
●睡眠不足
●喫煙
●ストレス
●偏った食生活

(無理なダイエットなども含む)

そのため、これらのことをしっかりと気をつけることも大切です。

【自宅でできるスキンケア!】
コラーゲン・エラスチン強化ケア!

将来のシワやたるみを予防するために、日頃のスキンケアを通してコラーゲン・エラスチンの減少をなるべく抑え、強化することが大切です。

その際に効果的なケアは以下の4つです。

レチノール
ピーリング
ビタミンC誘導体ケア
ナイアシン(敏感肌向き)

上記でご紹介した4点は、セットでおこなうことをおすすめしますが、いきなりは大変なので、どれか一つを取り入れることから始めてみましょう。

①レチノール

レチノールは、ビタミンAの一種で、コラーゲンを増やす作用があります。

また、同じ種類の成分でレチノイン酸というものがあります。

レチノイン酸のほうが効果は高いですが、基本的に美容皮膚科などで手に入れられるものです。

そのため、一般的に市販やネットで販売されているものであれば、レチノールが多いです。

もちろん、レチノールでも効果はしっかりとあります。

ですので、コラーゲンを増やすためにレチノールが配合された化粧品を使うことをおすすめします。

②ピーリング

ピーリングは、科学的に肌の表面の角質を除去することです。

角質を除去することで「肌のターンオーバー(生まれ変わり)」を高め、肌全体の若返りを助けます。

ピーリング美容クリニックでもできますし、自宅でも可能です。

(効果はクリニックでのピーリングの方が高いです。)

もし、ピーリングの効果や手順について、もっと詳しく知りたい方がいましたら、以下の記事でわかりやすく解説しているのでチェックしてみてくださいね!

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③ビタミンC誘導体ケア

ビタミンC誘導体は、ビタミンCを肌に浸透させやすくした成分のことです。

ビタミンCはコラーゲン産出を邪魔する“活性酸素”に対抗する作用があります。

そのため、ビタミンCのイオン導入をすることで、結果的にコラーゲンの減少を防ぐことが可能です。

ちなみに、ビタミンC誘導体には、ほうれい線だけではなく、他のシワや毛穴に有効です。

また、ビタミンC誘導体水溶性の物質なので、スキンケアで肌に摂取するなら、「化粧水」に配合されているものを使うのがおすすめです。

また、ビタミンC誘導体配合の化粧水を使ってイオン導入をするとさらに効果的です。

④ナイアシン(敏感肌向き)

ナイアシンは、ビタミンB3のことです。

ナイアシンには、主に、

抗酸化作用(活性酸素に対抗する作用)

コラーゲンを増やす作用

の2つがあります。

ナイアシンは、毛穴や小ジワ対策として最近注目されている成分でもあり、化粧水や美容液にも配合されています。

さらに、ナイアシンは、肌のうるおい作用もあり、乾燥が気になる人にもおすすめです。

また、ビタミンC誘導体よりも刺激が少ないので、敏感肌でも使いやすいのがメリットです。

そのため、コラーゲン・エラスチンの強化を日頃のスキンケアでおこなうには有効です。

さいごに

ここまで、男性のスキンケアの目的役割具体的な方法について解説してきました。

スキンケアの一番の目的は、

肌の水分と油分のバランスを取ること

です。

そのため、しっかりとここまでお伝えしたことを踏まえて、日々のスキンケアを始めていきましょう。

また、ご自身のスキンタイプをまずはチェックしたい方以下の記事をチェックしてみてくださいね!

【あなたの肌タイプは?】男性のオイリー肌と乾燥肌、混合肌のチェック方法!正しいスキンケアをするためには、ご自身の肌タイプを見分けることが大切です。スキンタイプには、ノーマル肌・オイリー肌・乾燥肌・オイリードライ肌の4つがあります。この記事では、肌タイプをチェックする方法をご紹介しているので、ご自身の肌を特定しましょう!...