薄毛・AGA

【200本以上なら危険】男の薄毛・AGAを見極める抜け毛の本数!

「最近排水口にたまる抜け毛の量が多くなった気がする…」

「朝起きたとき、枕についている髪の毛の量が増えた気がする…」

抜け毛の本数が気になり始めたら、AGA(男性型脱毛症)の可能性があります。

AGAは思春期以降、特に20代後半~30代にかけて発症するとされています。

ですので、比較的若い男性でも十分にAGAになる可能性はあります。

では、抜け毛が何本以上ならAGAと言えるのか…

結論からお伝えすると、

“◯◯◯本以上の抜け毛が見られるようならAGAである”

というような厳密な定義はありません。

ですが、通常のヘアサイクル(毛周期)であれば、1日の抜け毛は50~100本とされています。

また、季節によって変動し、秋にはもう少し抜け毛の本数が増えるとされています。

ですので、ひとつの目安としては、100~150本以上の抜け毛が見られるようであれば、AGAクリニックなどで一度診断を受けることをおすすめします。

これを踏まえ、今回は抜け毛の本数の見極め方や他のAGAの可能性を示す特徴、そもそも薄毛・AGAの原因についてわかりやすく解説していきます。

そのため、抜け毛が気になっている方や薄毛・AGAの可能性があるか気になっている方はチェックしてみてくださいね。

また、この記事は以下の医師によって監修されています。

【この記事の監修医師】プレシャスクリニック自由が丘 院長
清水 祐紀(しみず ゆうき)

1984年昭和大学医学部を卒業。その後、形成外科名門である昭和大学医学部形成外科で形成外科専門医を取得。日立総合病院で、形成外科医長を歴任後、1995年昭和大学病院形成外科病棟医長、医局長を経て、1998年より講師、2005年に准教授に就任。2017年4月、プレシャスクリック自由が丘の院長に就任。

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【日本人の毛髪の平均は約10万本!】
100~150本以上の抜け毛がある場合は注意!

日本人のの頭髪は約10万本、多い人で約13~14万本、少ない人で約6~7万本と言われています。

また、毛髪には以下のように「成長期」「退行期」「休止期」の3つのヘアサイクルがあります。

成長期に細胞分裂を繰り返すことで、太くて長い毛がつくられます。

そして、退行期では細胞分裂が停止し、休止期に髪の毛が抜けていきます。

そして、休止期から成長期にかけて、また新しい髪の毛が作られる、というようなヘアサイクルになっています。

ヒトの毛髪の場合、成長期が「約2~6年」、退行期が「約2~3週間」、休止期が「約3ヶ月」とされています。

また、全体の毛髪に対しての毛周期の割合は成長期毛が「約85%」、退行期毛が「約1%」、休止期毛が「約10%」と考えられています。

ただ、人間の毛髪も動物と同じように成長期毛の比率は季節によって変動します。

具体的には、春に成長期毛の比率は高く、秋には低下するようになっています。

そのため、春と比べても秋のほうが抜け毛が多くなります。

ここまでを踏まえると、日本人の髪の毛の本数の平均が約10万本で、そのうち10%が休止期だということがわかります。

そして、休止期から成長期に移行するまでの約3ヶ月の間に休止期の毛が抜けるとすると、1日50~100本程度が生理的な、つまり、正常な毛の生え変わりに伴う脱毛量となります。

ただ、先ほどもお伝えしたように、季節によって変動はありますし、ほかの環境下でも毛周期は変更するのであくまでもひとつの目安になります。

ただ、1日の抜け毛が200~300本以上であれば、AGAの可能性があるので、はやめにAGAクリニックで受診することを個人的にはおすすめします。

【まずは抜け毛の本数を正確にチェック!】
抜け毛をチェックすべき3つのタイミング

ご自身が薄毛・AGAではないか気になる場合、まずは抜け毛の本数をチェックする必要があります。

かなり地道な作業になりますが、日常生活の中で毛が抜けやすいタイミングはある程度決まっているので、そのタイミングで抜け毛を拾ってチェックすればOKです、

日常生活で抜け毛をチェックスべきタイミングは以下の3つです。

①朝起きたときの枕

②入浴後の排水口の毛

③ドライヤー後の床や洗面台に落ちた毛

①朝起きたときの枕

では、それぞれについてポイントをサクッと解説します。

①朝起きたときの枕

まずチェックすべきは、朝起きたタイミングです。

起き上がったときに枕の上やその周辺の抜け毛をチェックしてみてください。

薄毛が進行している場合、枕にけっこうな本数の抜け毛が散らばっているはずです。

(薄毛が進行している場合、きっと、ご自身も「え・・・」となると思います。)

そのため、まずは枕の上やその周りにある抜け毛をしっかりと集めまて、本数を数えましょう。

②入浴後の排水口の毛

次にチェックすべきタイミングは、夜入浴して、洗髪をした後の排水口のチェックです。

このとき、日頃排水口の掃除をしていない方は前日までにしっかりと汚れを落とし、きれいにしておきましょう。

そして、1日の抜け毛がわかるように準備しておくことが大切です。

入浴後に、排水口をチェックすると、抜け毛がまとまって、束になっているはずなので、それをとって、本数をチェックしましょう。

(「汚い…」と思いますが、ご自身の毛ですし、将来の薄毛予防のためにも必要なのでやってみてくださいね!)

③ドライヤー後の床や洗面台に落ちた毛

3つ目のタイミングはドライヤー後の床や洗面台に落ちた髪の毛です。

ドライヤーをするときも、毛が抜けやすいです。

ですので、入浴後に髪の毛を乾かしたら、抜け毛を回収し、その本数を数えるようにしましょう。

【抜け毛の状態をチェック!】
AGAの可能性がある抜け毛の3つの特徴

抜け毛を回収するのは、本数をチェックするためだけではありません、

それに加えて、抜け毛の状態をチェックすることが大切です。

なぜなら、その抜け毛の状態でAGAであるかどうか、また、もしそうだとして、どのくらい進行しているかをチェックするヒントになるからです。

AGAの可能性がある抜け毛の特徴は以下の3つです。

■毛が細くて短い

■毛根の上まで白い

■毛根が真っ黒

では、それぞれの点について、もう少し詳しく見ていきましょう。

■毛が細くて短い

薄毛やAGAはどのような状態なのかを指すのか、簡単にまとめてみると

「成長期の速さが数ヶ月~約1年に短縮すること」

と説明できます。

先ほどもお伝えしましたが、通常の毛周期であれば、成長期は「約2~6年」です。

ですが、このヘアサイクルが遺伝や男性ホルモンの影響を受けることで「数ヶ月~約1年」に短縮してしまいます。

そうなると、本来太くて長い毛に育つはずが、その前の”軟毛”の状態で退行期→休止期に入り、抜けてしまいます。

軟毛は細くて短いというような特徴があります。

ですので、抜け毛の状態をチェックしたときに、明らかに細くて短い毛が多い場合は、AGAが進行している可能性が高いです。

■毛根の上まで白い

次にマズイのが毛根の上まで白い物質が付着している状態です。

この白いモノが毛根だけの場合は「毛根鞘(もうこんしょう)」と呼ばれる物質です。

また、このような状態は正常なため、特に気にする必要はありません。

しかし、毛根の上まで白い物質付着している場合、その正体は頭皮から分泌された「皮脂」です。

皮脂は誰でも分泌されていますが、抜け毛にまで付着している場合はマズイ抜け毛である可能性が高いです。

なぜなら、抜け毛にまでべっとりと付着している場合、皮脂が過剰に分泌されていたり、頭皮の状態が悪化していることを意味するからです。

頭皮とAGAの関係についてはまだハッキリしていませんが、上部な髪の毛を作るにあたって、健康的な頭皮が整えられているにこしたことはありません。

■毛根が真っ黒になっている

さいごのチェックポイントは、毛根が真っ黒になっていないかです。

基本的に髪の毛に栄養がしっかりと行き届いている場合、毛根全体が真っ黒になることはありません。

でも、頭皮の血の巡りが悪いと、栄養が行き届かずに真っ黒になってしまいます。

そのため、髪の毛にしっかりと栄養が行き届いているかをチェックするためにも大切になります。

【AGAセルフチェック!】
AGAの自己診断もひとつのヒントに!

AGAの大きな要因のひとつに「遺伝」があります。

つまり、ご自身の家系に薄毛やAGAの方がいらっしゃれば、自分もそのようになる可能性が高くなるということです。

ほかにも、AGAの方に見られやす特徴などがあります。

そのため、以下のチェックリストをもとに自己診断をシてみて、多く当てはまる場合は、診断を受けるかどうかのひとつの判断材料にしましょう。

□父の家系の男性の髪が薄い方がいる

□母の家系の男性の髪が薄い方がいる

□男性の兄弟に髪が薄い方がいる

□洗髪時やタオルで拭くときに、抜け毛が多いと感じる

□枕元や寝室での抜け毛が多い

□抜け毛に細い毛や短い毛が混じっている

□フケが多い

□頭皮にかゆみを感じることが多い

□頭にニキビができることが度々あるか

□体毛は多いか(濃いか)

【出典】AGAセルフチェック2019|銀座総合美容クリニック×ORICON NEWS

診断結果と薄毛の可能性は以下のとおりです。

【0~1個】
今のところ薄毛の可能性は少ない。

【2~3個】
薄毛のリスクは普通。

【4~7個】
薄毛の可能性がやや高い。

【8~10個】
薄毛の可能性が高い

セルフチェックをして、該当する項目が多い場合は注意しましょう。

さいごに

ここまで、抜け毛の本数とAGAの可能性、また、抜け毛の回収するタイミングや抜け毛のチェックポイントについて解説してきました。

抜け毛は薄毛の進行やAGAの可能性を判断する上で重要な手がかりになります。

また、AGAは進行性の病気のため、もし薄毛が気になるようであれば、早めに対処し、ケアしていく必要があります。

ちなみに、AGAの原因は喫煙や睡眠、ストレス、食事などの生活習慣、帽子などの蒸れ、毛穴の詰まりなどと誤解されていることが多いですが、直接的な原因はそうではありません。

AGAの原因は、現在までのさまざまな研究によって「遺伝」と「男性ホルモン」であることがわかっています。

2つのうち、特にカギとなってくるのが「男性ホルモン」です。

そのため、しっかりとこの点からアプローチした育毛ケアをしてく必要があります。

ですので、まずは”薄毛・AGAと男性ホルモンの関係”についてしっかりと理解することが大切です。

“薄毛・AGAと男性ホルモンの関係”については以下の記事で詳しく解説しているので、抜け毛が気になる方は必ずチェックしてみてくださいね!

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