薄毛・AGA

【まだ間に合う!】 薄毛に悩む肥満のあなたが絶対すべき対策ケアとポイント

「まだ比較的若い(20~30代)けど、太り気味、父親もハゲている。だから僕もハゲるのは仕方ない…」

このように思ってはいませんか?

たしかに、薄毛は、遺伝性がありますが、その割合は2~3割。

つまり、残りの7~8割は、日々の食事や睡眠など環境的な要因によるものといえます。

そうなると、あなたの薄毛の原因は、体型にあらわになっている「肥満」にある可能性が高いです。

「遺伝だし、仕方ないから、髪型を工夫して薄毛を隠せればいいや」

今はお若いので、その場しのぎの対策を求めているかもしれません。

ただ、男性の薄毛は進行性の病のひとつです。

そのため、これから歳を取るにつれて、抜け毛はどんどん増えていき、髪型ではどうしようもできなくなります。

でも、まだお若い今からしっかりと根本的な治療をしていけば、”将来のハゲ”を未然に防ぐことができます。

ちなみに、ここでの治療は、内服薬や育毛剤などだけではなく、食事など日々の生活習慣から根本的に見直していくことを指します。

現在まだ比較的お若くて、太り気味のあなたでも、しっかりと対策・治療をしていけば薄毛を改善することができます。

そこで、今回は、若くして肥満体型の方が絶対にすべき薄毛の対策・治療をわかりやすく解説します。

また、この記事は以下の医師によって監修されています。

【この記事の監修医師】プレシャスクリニック自由が丘 院長
清水 祐紀(しみず ゆうき)

1984年昭和大学医学部を卒業。その後、形成外科名門である昭和大学医学部形成外科で形成外科専門医を取得。日立総合病院で、形成外科医長を歴任後、1995年昭和大学病院形成外科病棟医長、医局長を経て、1998年より講師、2005年に准教授に就任。2017年4月、プレシャスクリック自由が丘の院長に就任。

プレシャスクリニック自由が丘公式HPはこちら

【薄毛と肥満の関係性が明らかに…】
肥満の男性は薄毛になりやすい!

まず、知っていただきたいのが「肥満」と「薄毛」の関係です。

この2つの関係性については、興味深い研究があります…。

メンズヘルスクリニック東京の小山太郎医師らは、1873人の日本人男性を対象に、家族歴、喫煙の有無、飲酒の有無、血圧、肥満度、および血液検査の各種データなどとAGAの関係を解析しました。

(2012年の「第16回 ヨーロッパ毛髪研究学会」(European Hair Research Society)で結果を発表。)

その結果、現時点で唯一AGAとの関連性が確認できたのがBMI(Body Mass Index)、つまり肥満度だったのです。

この調査から、

「BMIの数値が25以上の人はAGAになる率が高くなる」

ことが確認できました。

つまり、肥満の人は薄毛になりやすい傾向があることが明らかになったのです。

ちなみに、この研究では、喫煙、高血圧、飲酒といった他の要因との因果関係は確認できませんでした。

そのため、まず「肥満」傾向にある方は薄毛になりやすいという事実をしっかりと押さえてきましょう。

【肥満=糖質過多の食事が原因!】
食事が糖質過多になっていないかチェック!

肥満体型の原因は、さまざまな原因が考えられますが、一番の要因は「食事」です。

白米やラーメン、うどん、パスタなど、糖質の多い炭水化物中心の食事になっていませんか?

ポテトチップスやスナックなどの菓子類を間食として食べてはいませんか…?

このような食べ物には、糖質が多く含まれています。

また、このように糖質の多い食事が習慣化すると、体内で糖化(※)という現象が起きやすくなります。

※糖化:多量の糖質を摂取して、体内のたんぱく質と余った糖が結びつくこと。

糖化も、初期であれば、糖の濃度が下がっていくことで、もとのたんぱく質に戻りますが、そのまま糖が増え続けると悪玉物質が大量に作られて、AGE(終末糖化産物)というものになってしまいます。

(実は、これこそ”老化”のもとで、AGEは「戻れない老化」なのです。)

ちなみに、髪の毛の約8割はたんぱく質でできています。

そのため、髪はAGEの影響を受けやすく、頭皮にAGEが蓄積すると、太くて丈夫な髪の毛を生み出すことができなくなります。

また、AGEは、以下のような病気にもつながる危険があります。

◯糖尿病合併症

◯骨粗鬆症

◯心臓病

◯ED(勃起不全)

加えて、肥満が悪化して、メタボリックシンドロームなどを招く可能性も…。

そのため、糖化は薄毛だけでなく、健康にも大きな危険を及ぼすリスクがあるのです。

ですので、まずは食事を見直すことが必要なのです。

【薄毛に効果的な栄養素は…?】
薄毛改善のために必要な3つの栄養素

薄毛、かつ、肥満体型の方はしっかりと食事のメニューや献立を見直し、忙しいなりに工夫することが大事です。

また、元気な髪の毛をつくるための栄養は、基本的に食事から摂取することになります。

そういった意味でも、髪の成長に必要な栄養を日々の食事で摂ることはとても大切になってきます。

ここまでを踏まえて、薄毛に効果的な食事を用意するときに意識してほしい栄養素は以下の3つです。

①タンパク質
(肉・魚・卵など)

②ビタミンC・B群
(色の濃い野菜など)

③ミネラル(特に亜鉛)
→亜鉛と薄毛の関係はこちらを参照。

まずはこの3つをバランスよく摂取することが大切です。

これらはどれも、髪の毛の元となる「毛母細胞」の中で髪を作っている「酵素」を生み出すのに必要な栄養素です。

また、これと同時に、「糖質を抑えた食事」を意識することも大切です。

現代の多忙な社会に生きる男性は、日々ラーメンやカレー、丼系など高糖質・高脂質でボリューミーな食事・加工食品などで済ませてしまいがちです。

そうすると、これらの栄養素が不足してしまい、髪の毛の成長を妨げ、薄毛を進行させてしまいます。

(そのような食生活を何気なく送ってしまっている男性は「高糖質・高脂質・ハイカロリー・野菜不足・魚不足」になってしまっていることが多いです。)

また、このような食習慣は、薄毛だけだけでなく、メタボや糖尿病、高血圧などにつながる危険性もあります。

そのため、

「髪に必要な栄養素」×「糖質を抑えた食事」

が大切になります。

具体的にどんな食べ物がいいかや、薄毛に効果的な食事メニューに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、食生活を見直すためにも後ほど必ずチェックしてみてくださいね!

【薄毛改善に効果的な食事】髪の成長に重要な3つの栄養と食べ物を解説食事をしっかりと摂って、髪の毛の土台となる栄養を摂取しないと、いくら内服薬のプロペシアやミノキシジルの外用育毛剤を使用しても髪の毛は生えてきません。そこで今回は、薄毛の改善に必要な3つの栄養素と食べ物・食事のメニューについて詳しく解説します。...

【”日々の運動”も髪の成長に必要!】
「筋トレ+有酸素運動」で成長ホルモンを放出!

肥満気味の方は、ちょっとした運動を取り入れることもすごく大切です。

「耳にタコができるくらい聞いたよ!」と思うかも知れませんが、すごく大事なので、あえてお伝えしています。

ただ、ここでの運動は、何キロも走ったり、ジムでゴリゴリに筋トレすることではないので、安心してくださいね。

運動は、以下の3つの意味で、とてもおすすめです。

①成長ホルモンを放出

②肥満の解消につながる

③ストレス解消にもつながる

この3つの効果は薄毛の改善にもとても大切になります。

そのため、それぞれの効果について、もう少し詳しく見ていきましょう。

①成長ホルモンを放出

たまに、

「トレーニングをすると、男性ホルモンが増えて、ハゲが進行する」

などの都市伝説を聞きます。

たしかに、運動をすることで、薄毛に関係のある男性ホルモンの一種”テストステロン”が増えます。

(男性の薄毛の代表格である「AGA(男性型脱毛症)」は、テストステロンが”5α還元酵素”という酵素によって「DHT(ジヒドロテストステロン)」というより強力なホルモンに変換されることで、髪の成長が抑えられ、薄毛が進行していきます。)

ただ、このテストステロンは、骨や筋肉を作ったり、ハリのあるしなやかな肌を整えたりするほかに、男性としての活力・エネルギーを生み出す働きもあるので、男性が”男らしく”あるためにも欠かせないホルモンなのです。

テストステロンが不足することで、「メタボリックシンドローム」や「動脈硬化」、「ED(勃起不全)」「脳梗塞」などが発症する恐れもあります。

また、運動することで、テストステロンが作られるのと同時に「成長ホルモン」という髪の毛の成長に欠かせないホルモンが放出されるので、2つの作用がプラスマイナスになります。

むしろ、この2つのホルモンのうち、優位に働くのは「成長ホルモン」のため、「運動
」は髪の毛の成長にプラスの効果
をもたらします。

ただ、成長ホルモンを効率的に作用させるためには、

「筋トレ(無酸素運動)」+「有酸素運動」

の組み合わせが必要になります。

運動が苦手だったり、仕事が忙しい人でも取り入れやすい運動方法やメニューについては以下の記事で詳しく解説しているので、「何からやればいいかわからない…」という方は、必ずチェックしてみてくださいね!

【運動不足は薄毛の原因に!】薄毛改善に効果的な運動方法とポイント!薄毛が進行してきている場合、もしかしたらその原因は"運動不足"にあるかもしれません。そのため、今回は、「運動が薄毛・AGAに与える影響」「薄毛改善に効果的な運動メニュー」について、わかりやすく解説していくので、チェックしてみてくださいね!...

②肥満の解消につながる

運動はシンプルの体の代謝をよくして、肥満解消などにもつながります。

そのため、1日30分、週2~3回でいいので、運動する時間を設けることがとても大切になります。

食事の改善と同時に、この運動も取り入れることで、健康的な減量をすることができます。

ちなみに、食事制限による急なダイエットは、髪の毛の成長に必要な栄養が不足して、結果的に薄毛を悪化させることにつながりかねないので、おすすめできません。

そのため、薄毛改善とともにベルトの上に乗るお腹を解消したいなら、運動を取り入れることは大切です。

③ストレス解消にもつながる

ストレスに関しては、”薄毛の最大の敵”と言われており、「食事」「睡眠」「運動」にも悪影響を与えるリスクがあります。

なかでも、ストレスは、“活性酸素”という「体内のサビ」を過剰につくる原因となります。

活性酸素が増えると、髪の毛をつくるための細胞の機能を低下させることにもつながります。

そのため、生きていれば避けることのできないストレスを上手に付き合っていく術を身につけることはとても大切になります。

そして、ストレス解消+薄毛の改善に有効な方法のひとつに「運動」があるのです。

そのため、ストレス解消のひとつとしても「運動」はとても大切なのです。

ちなみに、ストレスが薄毛に与える影響やストレス発散のポイントについては以下の記事で詳しく解説しているので、ストレスが溜まっている人・溜まりやすい人は以下の記事を必ずチェックしてみてくださいね!

【ストレスは最大の敵!】ストレスが薄毛に及ぼす悪影響と解消のコツ過度なストレスは、体や心、そして薄毛にもマイナスの影響を与えます。今回は、「ストレスがどのように薄毛に影響を与えるのか」「ストレスをなるべく溜めないようにする工夫」に焦点を当てて、わかりやすく解説していくので、薄毛対策をしたい方は要チェックです!...

【生活習慣+AGA治療で効果を高める!】
内服薬や外用育毛剤で効果を最大限引き出す!

ここまで解説してきた「食事」や「運動」などを見直した上で、内服薬や外用育毛剤など、いわゆる「AGA治療」を実践していくと、より効果を実感しやすくなります。

逆に、これらの生活習慣を改善しないで、プロペシアなどの内服薬やミノキシジルなどの外用育毛剤を使用しても、効果には限界があります。

(最初は目に見える効果があっても、のちのち、髪の毛が生えてこなくなります。)

ただ、しっかりと生活習慣を見直した上で、正しいAGA治療を継続的におこなっていくことで、高い効果を実感できます。

また、AGA治療を始める上で、大きく分けてあなたには、以下の2つの道があります。

①育毛剤を個人輸入して自分で治療する

②AGAクリニックで治療を開始する

これらの2つの道にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

そのため、それぞれの道について、もう少し詳しく見ていきましょう。

①育毛剤を個人輸入して自分で治療する

まず、自分ではAGA治療を始める場合は、薬局などで育毛剤を購入する方がほとんどです。

ただ、薬局で購入できる外用育毛剤などは、AGAクリニックなどで医師から処方してもらう薬より効果が弱いです。

そのため、効果を実感するまでに時間がかかり、途中で心が折れてしまう方も…。

そうなると、もう一つの方法としては、AGAに有効な成分が多く配合された海外産の内服薬や外用育毛剤などを個人輸入する方法です。

ただ、これは大きなリスクがあるので、個人的にはおすすめできません。

これには、いくつも理由がありますが、その中でも特に強調しておきたいのは以下の2つのリスクです。

●そもそもAGAでない可能性がある

●効果の高い治療薬は副作用のリスクがある

まず、最初の不安要素としては、そもそも、

「あなたの薄毛がAGA(男性型脱毛症)であるのかどうか」

という問題があります。

AGA治療薬は、AGAによる薄毛を改善する効果があるだけで、他の脱毛症に効果はありません。

でも、医師でない私たちには、自分がAGAであるか正確に判断することはできませんよね。

加えて、AGA治療で効果が高いとされている、プロペシアやミノキシジルの内服薬・外用育毛剤などは、副作用のリスクもあります。

また、副作用の症状も、用いる治療薬によってさまざまですが、一例を上げると、以下のようなものがあります。

■頭皮のかゆみ(瘙痒症)

■毛包炎

■接触皮膚炎

■顔面の多毛

■呼吸困難

■うっ血性心不全

■むくび

■体重増加

■性的不能、勃起障害

※治療薬によって副作用は異なります。

ちなみみに、代表的なAGA治療薬ごとの副作用については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

【育毛剤や発毛剤の副作用のリスク】臨床データから見る副作用の確率今回は、日本皮膚科学会ガイドラインの「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」においても紹介されている育毛剤(外用育毛剤・内服薬を含む)の副作用やリスクについて、臨床実のデータなどをもとにわかりやすく解説していきます。...

これらの理由から、自分で治療を始めることのメリット・デメリットは以下の通りです。

✓ 自分のペースでできる

✓ クリニックなどに通う手間がない

✓ 忙しい人でも始めやすい

✓ まちがった治療薬の選び方をする危険がある

✓ 副作用のリスクがある

✓ 自分で情報収集をする手間がある

②AGAクリニックで治療を開始する

もう一つの道としては、AGA治療を専門とする「AGAクリニック」に行くことです。

AGAクリニックを勧めないとするならば、

「行く手間がかかる」

「治療費が高め」

ということくらいです。

それ以外はメリットしかありません。

(もちろん、しっかりとした”クリニック選び”が前提になります。)

AGAクリニックでは、まず「ご自身が本当にAGAなのか」について正確に診断をしてくれます。

また、仮にAGAでなかった場合も、それに対応した治療を提案してくれるので安心です。

加えて、薬の処方などに関しても、一人ひとりに応じて、しっかりと治療メニューを組み、適切なアドバイスをしてくれます。

そのため、自分で治療薬を個人輸入して、まちがったAGA治療をするリスクを踏まえると、確実にAGAクリニックにて治療してもらったほうがはるかに効率的ですし、安全性も高いです。

ですので、すでに薄毛の症状が見られる方で、なるべく安全に、かつ確実に治療していきたいのであれば、AGAクリニックでの治療を個人的にはおすすめします。

(ただ、ハードルが高いのも事実なので、まずは本当にご自身がAGAが診断だけしてもらって、医師に相談してみることをおすすめします。)

ここまでを踏まえて、AGAクリニックでの治療のメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

✓ 正しい治療で薄毛を改善できる

✓ 自分で治療薬などを探す手間がない

✓ 間違った治療方法をする心配がない

✓ 信頼できるアドバイザーを得ることができる

✓ 自分で情報収集をする手間がなくなる

✓ クリニックに通う時間の確保が必要

✓ 治療費が高めになる

【本気で薄毛を治療したいなら…?】
まずはクリニックで診断を!

ここまで、まだお若く、肥満気味の方の薄毛の改善方法について、解説してきました。

最初にもお伝えしたように、まずは「食事」「運動」など生活習慣の見直しがとても大切になります。

また、それと同時に、いわゆるAGA治療を始めていくことも大切になります。

AGA治療に関しては、ご自身で始めることは可能ですが、安全性や効果などから考えると、やはりAGAクリニックでの治療が大切になります。

もし、ご自身で最初はトライしたいという場合は、せめて、クリニックで医師の方に診断だけでもしてもらいましょう。

AGAと分かれば、その治療方法は自分で情報収集することはできます。

ただ、それを踏まえても、最初はAGAクリニックに頼ることをおすすめします。

これからまだ数十年ある人生ですので、今のうちに薄毛を改善して、自分を変えていきましょう。