薄毛・AGA

【ストレスは最大の敵!】ストレスが薄毛に及ぼす悪影響と解消のコツ

「日々のストレスって薄毛を進行させるの?」

「日頃のストレスのせいで、薄毛がひどくなっている気がする…」

今やストレスは心身ともに大きな影響を及ぼすもので、どんな人でも多かれ少なかれストレスを抱えて生きている時代です。

ストレスは時に人を成長させる「淘汰圧」になることもあるので、一概に体や心、薄毛に悪いとは言えません。

ただ、過度なストレスは、体や心、そして薄毛にもマイナスの影響を与えます。

仕事などでもたされる慢性的なストレスは、髪の毛を作る細胞の機能を低下させたり、頭皮に老廃物を蓄積させてしまう危険があります。

また、髪の毛を太く・長くするために必要な栄養が不足したり、頭部まで届かないということも…。

そうすると、当然ながら髪の毛の成長が妨げられ、薄毛を進行する原因になります。

そのため、ストレスをゼロにすることはむずかしいですが、発散・解消することは、体や心だけでなく、薄毛にもとても重要なことなのです。

また、男性は女性に比べてストレスを溜めやすい傾向にもあるので、体を動かしたり、リラックスできることを見つけたりすることが必要です。

そこで、今回は、

ストレスがどのように薄毛に影響を与えるのか

ストレスをなるべく溜めないようにする工夫

に焦点を当てて、わかりやすく解説していきます。

そのため、

「仕事のストレスをぜんぜん解消できていない」

「薄毛の進行をストップするためにもストレスを溜めたくない」

という男性は、チェックしてみてくださいね!

また、この記事は以下の医師によって監修されています。

【この記事の監修医師】プレシャスクリニック自由が丘 院長
清水 祐紀(しみず ゆうき)

1984年昭和大学医学部を卒業。その後、形成外科名門である昭和大学医学部形成外科で形成外科専門医を取得。日立総合病院で、形成外科医長を歴任後、1995年昭和大学病院形成外科病棟医長、医局長を経て、1998年より講師、2005年に准教授に就任。2017年4月、プレシャスクリック自由が丘の院長に就任。

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【ストレスは薄毛の”最大の原因”】
ストレスが薄毛に及ぼす5つの悪影響

薄毛の原因の直接的な原因は、男性ホルモンの一種である「DHT(ジヒドロテストステロン)」であることがわかっています。

ですが、DHTを増やす間接的な要因として、よく言われる薄毛の四大原因は『食事』『睡眠』『運動』『ストレス』です。

そして、このなかで『ストレス』は薄毛の”最大の原因”と言われています。

なぜなら、ストレスは、他の四大原因である『食事』『睡眠』『運動』にも悪影響を与えるからです。

それ以外にも、細胞の機能を低下させたり、髪の毛の成長に必要なホルモンの分泌量を減らしたりする作用があります。

そのため、ストレスは、薄毛を進行する最大の原因とされているのです。

では、ここからストレスと薄毛の関係について、もっと詳しく見ていきましょう。

ストレスが薄毛に影響を与える要因は以下の5つです。

①リラックスを妨げる

②下痢や便秘

③不眠・睡眠の質の低下

④ホルモンバランスの乱れ

⑤活性酸素の産生・増加

これらの5つの影響はそれぞれ薄毛に大きく関係しています。

また、ストレスを溜め込むだけで、上記のように5つの悪影響があるのです。

(ストレスが薄毛にもたらす悪影響は恐ろしいですね…)

では、①~⑤が具体的にどうやって薄毛に悪影響を与えるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

①リラックスを妨げる

ストレスは、体を癒やすリラックス状態を阻害する影響があります。

そもそも、

「ストレス=外的刺激による緊張状態」

を表します。

ちなみに、ここでの外的刺激とは、さまざまなものを含みます、

一番馴染みがあるものは、日々の仕事などによってもたらされる悩みや不安などの「心理的要因」、人間関係がうまくいかないことによってもたらされる「社会的要因」だと思います。

また、天候や騒音、混雑などの「環境的要因」、薬物や酸素欠乏・過剰などの「化学的要因」などもあります。

このように、日常生活のなかでいろいろなストレスに悩まされますよね…。

ただ、これらのストレスを過度に抱えると、疲労を感じたり、気持ちが落ち込んだりしてしまいますよね。

実は、これには神経が関係しています。

少し、難しい話になりますが、ストレスと薄毛の関係を理解するには欠かせないので、サラッとチェックしてみてくださいね!

私が生命を維持するためには、循環器、消化器、呼吸器などの活動が必要不可欠です。

そして、これらの活動を調整するために24時間休まず働き続けてくれているのが、「自律神経」です。

また、この自律神経は以下の2つに分けられます。

■交感神経
■副交感神経

交感神経は、車でいう「アクセル」みたいなもので、日中の活動タイムに働きます。

例えば、大事なプレゼンの前は、緊張して心拍数が上がって、汗が出たり、口が乾いたりしますよね。

それは、交感神経の作用によって胃腸の働きが抑制されているからです。

一方で、副交感神経「ブレーキ」の役割を果たし、休息時やリラックス時に働きます。

例えば、帰宅してビールを飲みながらテレビを見ているときはリラックス状態になっていると思いますが、これは副交感神経によって脳が落ち着き、心拍数が下げられることに寄ってもらされます。

また、寝るときにも副交感神経が働くことで良質な眠りにつくことができます。

私たちの体は、この2つの神経が ON / OFF を繰り返すことによって、生命を維持できています。

ただ、過度なストレスを抱えると、交感神経が働く「緊張状態」が長く続いてしまいます。

そうすると、ずっとアクセル全開の状態なので、胸がドキドキしたり、瞳孔が開いたままの状態が続きます。

その結果、寝付きが悪くなったり、胃腸の不調が続いたりなどの悪影響がもたされます。

また、ストレスが慢性化すると、病気に発展するリスクもあります。

加えて、ストレスが溜まると、血管が収縮し、血の巡りが悪くなるので、頭皮にまで栄養が回らなくんなり、薄毛を悪化させることにも…。

さらに、頭皮に老廃物が溜まり、むくんで硬くなりやすくなるのも薄毛の要因になります。

ここまでのことをまとめると、ストレスが過度にかかることで以下のような悪影響があります。

✓ 緊張状態が続く

✓ リラックスが阻害される

✓ 胃腸の働きが悪くなる

✓ 血流が悪くなって、栄養が回らなくなる

✓ 老廃物が頭皮に溜まりやすい

✓ 頭皮がむくんで硬くなりやすい

②下痢や便秘

ストレスが溜まると、それが原因で便秘や下痢が見られることがあります。

便秘や下痢の症状がでると、せっかく食事から摂った栄養も髪にまで行きわたりません。

また、ストレスを抱えると、「コルチゾール」というホルモンも増加します。

コルチゾールは、食欲を誘うので、暴飲暴食の原因になります。

そして、暴飲暴食をしてしまうと、糖質過多になってしまい、体内で「糖化」を引き起こします。

ちなみに、糖化は以下のような悪影響を与えます。

✓ 細胞の働きを鈍らせる

✓ 細胞を老化させる

✓ ヘアサイクルの乱れにつながる

このように、髪の毛を作る「毛包幹細胞」や「毛母細胞」といった細胞の働きを鈍らせ、老化させることにつながります。

また、髪の毛が成長する「ヘアサイクル(毛周期)」を乱れさせ、薄毛の進行にアクセルをかけるリスクもあります。

そのため、ストレスが食生活に与える影響は計り知れないのです…。

ちなみに、食生活も薄毛とは大きく関係しています。

薄毛に効果的な栄養をしっかりと含んだ食事を摂ることができれば問題ありませんが、逆にそれらが不足してしまうと、薄毛を進行させることも…。

そのため、薄毛と食事の関係や薄毛改善に効果のある食事を知りたい方は以下の記事も必ずチェックしてみてくださいね!

【薄毛改善に効果的な食事】髪の成長に重要な3つの栄養と食べ物を解説食事をしっかりと摂って、髪の毛の土台となる栄養を摂取しないと、いくら内服薬のプロペシアやミノキシジルの外用育毛剤を使用しても髪の毛は生えてきません。そこで今回は、薄毛の改善に必要な3つの栄養素と食べ物・食事のメニューについて詳しく解説します。...

③不眠・睡眠の質の低下

ストレスが溜まると、寝るときやリラックス時に働く副交感神経よりも、緊張状態をもたらす交感神経が優位に働きます。

そうなると、不眠になったり、なかなか寝付けなくなったりして、睡眠の質を下げます。

また、睡眠の質が下がると、「成長ホルモン」の分泌が減ります。

「成長ホルモン」は、特に薄毛改善に重要なホルモンのひとつで、髪の毛を太く長くし、頭皮の改善も助けてくれる役割があります。

ただ、ストレスが溜まることで、睡眠の質が下がると、成長ホルモンの分泌が減るので、結果的に薄毛にも悪影響を及ぼします。

このようにストレスは睡眠も阻害するのです。

ちなみに、薄毛と睡眠の関係、そして、良質な睡眠が薄毛にどのようなプラスの影響を与えるかについて詳しく知りたい方は以下の記事を必ずチェックしてみてくださいね!

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④ホルモンバランスの乱れ

薄毛には成長ホルモンを始め、重要なホルモンがあります。

たとえば、成長ホルモン以外に代表的なものとして以下の3つがあります。

■メラトニン

■甲状ホルモン

■女性ホルモン

成長ホルモンを含めたこれら4つのホルモンは、どれかひとつを高めるだけではなく、総合的に底上げしていくことが大切になります。

ちなみに、メラトニンは、遺伝子を傷つけたり、細胞の働きを阻害する“活性酸素”を除去する効果、そして、細胞レベルのストレスを修復し、元気にしてくれる働きがあります。

甲状腺ホルモンに関しては、体全体の代謝()を支える働きがあります。

※代謝とは、体の中で起こる消化」「分解」「結合」などの”化学反応”のことで、これがおこなわれることで、食べた物などが栄養となり、生命維持のために各細胞に運ばれていきます。

そのため、甲状腺ホルモンの分泌量が減少すれば、当然代謝の働きが弱まり、薄毛につながります。

さいごの「女性ホルモンには男性の体内に少量ですが存在もので、”エストロゲン“と”プロゲステロン“の2つがあります

エストロゲンは髪にツヤやハリを与えたり、頭皮に潤いをもたらす効果があります。

また、血行改善の効果もあるので、栄養が頭皮まで届きやすくなります。

一方で、プロゲステロンは、髪の「成長期()」をのばすので、太くて長い髪の毛に育てる手助けをしてくれます。

ただ、ストレスが溜まると、これらのホルモンバランスが崩れます。

そうすると、やる気や元気がなくなり、ネガティブな気持になり、よりストレスや心理的負荷がかかることに…。

また、このような精神的な乱れがあると、運動不足などにもつながります。

そうすると、最初にお伝えした、薄毛やAGA(男性型脱毛症)の直接的な原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」の量が増え、薄毛を加速させることにもつながります。

そのため、ストレスによるホルモンバランスの乱れは、薄毛にとっても致命的なのです。

⑤活性酸素の産生・増加

ストレスは、体内のなかで“活性酸素”という物質を作り出します。

(生きている限り、体のなかで常に発生しています。)

活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃するという大切な役割があり、欠かせない存在でもあります。

ただ、“活性酸素”は、体内のサビとも言われており、体内で必要以上に増えすぎると以下のような悪影響をもたらします。

①細胞の機能低下

②遺伝子を傷つける

また、このような悪影響の結果、髪に栄養が行き届かず、老廃物が溜まりやすくなり、髪の毛の成長を妨げる要因になります…。

この活性酸素は、ストレス以外にも以下のような要因によって増えることがわかっています。

■タバコ

■合成薬品の摂取

■紫外線

■過度な運動

■過食

このように、過度なストレスがかかることで、慢性的なストレスが繰り返されると、活性酸素がどんどん増えていき、“負のスパイラル”に陥ります。

ただ、もともと私たちの体には、この活性酸素を除去するための「抗酸化物質」と呼ばれるものが準備されています。

たとえば、抗酸化酵素や各種ビタミン、ポリフェノール。

ほかにも、ホルモンの一種である“メラトニン”テストステロン()もそのひとつです。

※男性ホルモンの一種で、このテストステロンが「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換されることで、髪の毛の成長が止まり、薄毛を進行させます。

ただ、先ほどもお伝えしたように、必要以上に活性酸素が増えると、元気な細胞や遺伝が攻撃されるほかにも、髪の毛を生成する毛母細胞もダメージを受け、毛の成長の妨げになります。

そのため、活性酸素の発生を抑えたり、ホルモンバランスを整えるためにも、抗酸化作用のある食べ物をしっかりと日々の食事で摂取することが大切です。

ちなみに抗酸化作用のある食べ物には以下のようなものがあります。

■トマトやキウイ(ビタミンC)

■ナッツ類(ビタミンE)

■ピーマンやニンジンなどの緑黄色野菜

■赤いワインやブルーベリーなどのポリフェノール

そのため、ストレスが気になる方は、抗酸化作用のある食物を意識して摂取することも大切です。

また、薄毛改善に食事は欠かせません。

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【ストレス発散の習慣が大切!】
楽しく発散することで、薄毛を防ぐ!

ストレスが薄毛にどんな悪影響を及ぼすかについて、詳しく解説してきました。

ストレスは、薄毛の”最大の原因”す。

でも、逆にストレスを発散することができれば、栄養やホルモンも上手に回って、薄毛の進行や改善につながります。

そのため、ストレスを上手に付き合っていくことは、体や心だけでなく、薄毛にとっても大切なのです。

特に男性の場合は、女性とちがって溜め込みやすいです。

そのため、意識してそのストレスを発散することが大切になります。

また、ストレス解消にはいろいろな方法がありますが、その中でも特におすすめなのが運動です。

体を動かすことで代謝を改善し、先ほど解説した自律神経の働きもよくなります。

ただ、運動といっても、ランニングやゴリゴリの筋トレをする必要はありません。

エアロビ(エアロビクス)やダンス、リズムにのったウォーキングなど「リズム運動」と言われるもので十分です!

このようなリズム運動は、セロトニンが増加させ、心を落ち着かせることで集中力を高めます。

(セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われ、精神的な安定にも大きく関わっています。)

また、運動することで、成長ホルモンが放出されるので、髪の成長にもプラスの影響をもたらします。

つまり、体を動かすのはストレス発散にも薄毛にもすごく効果的なのです。

他にも、自分の好きなことや趣味の時間を楽しむことも大切です。

ただ、ゲームやDVD鑑賞などはインドアで体を動かすものではないので、おすすめできませんが、旅行に行ったり、サイクリングしたりなど、アクティブな趣味であれ大歓迎です。

また、女性との関係や適度な性生活もストレスを和らげ、気持ちを満たしてくれます。

(男性ホルモンである「テストステロン」も分泌され、若々しさを保ってくれます。)

他にも、好きなものを食べるなどのストレス発散もありますが、糖質過多などになるリスクもあるので、食事の内容やメニューは工夫することが大切です。

そのため、薄毛改善に必要な栄養素や食事メニューについて詳しく知りたい方、あまり知識がない方は必ず以下の記事もチェックしてみてくださいね!

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【温かいお風呂に入るのも大事!】
入浴にはリラックス効果がある!

1日の仕事終わりに、湯船にゆっくり浸かることも大切です。

寝る前の1時間ほど前に38~40度くらいのお湯にゆっくり浸かってリラックスすることで、眠りにつきやすくなります。

(入浴後、体の体温が下がり始めたところで入眠しやすくなります。)

そうすると、良質な眠りにつくことができ、その結果、成長ホルモンも分泌されやすくなるので、髪の毛の成長にプラスの効果をもたらします。

ただ、温度が高い熱めのお湯に使ってしまうと、体温が上がってしまい、寝付きが悪くなるので注意しましょう。

【さいごに】
過度なストレスは薄毛にとって猛毒!

ここまで、ストレスが薄毛に与える悪影響やストレス発散のポイント・注意点について詳しく解説してきました。

おそらく、

「俺に当てはまるわ…」

「該当するポイントがたくさんあったな…」

という感想を抱いている方が多いと思います。

その点に気づいていただけたら、この記事を書いた意味があったと思います。

外用育毛剤や内服薬などのいわゆる「AGA治療」をおこなっても、ストレスと上手に付き合うことができていないと、効果を最大限引き出すことができません…。

そのため、まずはここまで解説した「ストレス」の改善から始めるようにしましょう!