最近では、陰毛などデリケートゾーンのムダ毛を処理する男性が増えてきています。
また、海外では、男性のパイパンはあたりまえの文化になっている国もあります。
実際、日本のサラリーマンの方でも、陰毛が多すぎる方は、ご自身で毛量を調整したり、きれいに整えたりしている方もいらっしゃいます。
ちなみに、日本の歴史を紐解くと、銭湯の中を描いた江戸時代の絵には、陰毛を脱毛しているようすが描かれています。
そのため、江戸時代の男性は陰毛処理をしていたのです…。
そんな、デリケートゾーンの処理をする日本男児が増えている中で、気をつけなければならないことが「自宅での処理方法」です。
処理方法や衛生状態をしっかりと保たないと、肌荒れや他のトラブルにつながるリスクもあります。
そこで、今回は自宅でのデリケートゾーンの処理方法についてご紹介します。
【自宅で処理できるのは2箇所!】
「Vライン」「Iライン」はセルフ処理可能!
デリケートゾーンは、主に以下の3つに分かれています。
①Vライン(ビキニライン)
②Iライン
③Oライン
※以下で図解付きで解説しています。
自宅で処理する場合は、「Vライン(ビキニライン)」「Iライン」は可能ですが、「Oライン」は自分の目で確認することができないのでむずかしいです。
そのため、Oラインは、メンズ脱毛クリニック・エステサロンなどで男性の施術者に処理してもらうことをおすすめします。
(VIO脱毛クリニック・サロンの記事リンク)
①Vライン(ビキニライン)
Vラインは通称「ビキニライン」とも呼ばれています。
具体的な施術箇所は陰毛部、足の付け根の部分です。
下着姿になったときに下着から毛がはみ出てしまう方が処理することが多いです。
②Iライン
Iラインは男性器から陰嚢部(玉の袋)、陰嚢部から肛門にかけての股のラインになります。
Iラインを処理することで、股間の蒸れなどが解消するのはもちろん、ニオイの軽減効果もあるため、清潔に保つことができます。
③Oライン
VIO脱毛のなかで最も男性の需要が高いのがOライン、肛門周辺の脱毛になります。
具体的な範囲としては、直立した際に見えなくなる部分が肛門周辺のOラインになります。
肛門周辺を脱毛することで、トイレの後の煩わしい感覚も感じの解消はもちろん、ウォシュレットを必要としない状態となりますので、トイレを選ぶ必要がなくなります。
【自宅でスグに・簡単にできる!】
自宅でできる3つのセルフ脱毛法
自宅でデリケートゾーンのムダ毛を処理する際のおすすめの方法は以下の3つです。
●VIO専用の電動カッター
(ヒートカッターなど含む)
●ブラジリアンワックス
●除毛クリーム
ただ、それぞれのメリット・デメリットがあります。
T字カミソリは、処理後にチクチクしてしまったり、肌荒れ・毛嚢炎などのリスクがあるので、アンダーヘアの処理にはおすすめできません。
また、毛抜きは、セルフ処理としてそもそもおすすめできないのと、1本1本の毛にアプローチし、処理に多大な時間がかかるので、おすすめしません。
ただ、だからといって、上でおすすめした方法も肌トラブルのリスクがゼロというわけではありません。
そのため、上記のセルフ処理のメリット・デメリット、特徴を見ていきましょう。
✓ VIO専用の電動カッター
最近では、VIO専用の電動カッターやヒートカッターなどがあります。
男性アンダーヘア専用のボディトリマーは、しっかりと処理をすることができ、使い方も簡単なので、手軽に使うことができます。
また、防水加工になっているのがほとんどなので、お風呂に入りながら使うこともできます。
さらに、コンパクトサイズの製品が多いため、旅行や出張先に持っていって、処理することもできます。
✓ ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスは近年注目を集めている方法です。
特に陰毛処理に使用されることが多いアイテムです。
ブラジリアンワックスは、電動カッターやヒートカッターなどに比べて、きれいな仕上がりにすることができます。
また、ワックスを塗って、はがすという2ステップなので、短時間でスピーディーに除毛できるのも魅力の一つです。
ただ、ワックスが肌に合わず、肌トラブルにつながる恐れがあります。
そのため、使用する際は、肌トラブルが起きたときのことを考え、皮膚科の位確認をしたり、肌トラブルにつながらないように清潔な状態を保つ必要があります。
ブラジリアンワックスの選び方や使用する際の注意点、おすすめランキングについては、以下の記事で丁寧にわかりやすく解説しています。
そのため、ブラジリアンワックスでの処理を検討している方は、こちらをご覧くださいね。
【5分で除毛!】おすすめメンズ脱毛ワックス3選【続きはこちら】
✓ 除毛クリーム
除毛クリームは、ボディのいたるところのムダ毛を処理するのにおすすめの方法で、近年男性の間で最も注目を集めている方法です。
なんと言っても、その「手軽さ」と「きれいな仕上がり」は優れており、除毛クリームで陰毛を処理する方も多いです。
また、ブラジリアンワックスは少し痛みを感じる方もいるようですが、除毛クリームは痛みは一切なく、仕上がりもきれいです。
ただ、肌が弱い方は、クリームで肌が荒れることがあるので、注意が必要です。
除毛クリームの選び方や使用する際の注意点、おすすめランキングについては、以下の記事で丁寧にわかりやすく解説しています。
そのため、除毛クリームでの処理を検討している方は、以下のページをご覧くださいね。
【10分でツルツル!】おすすめメンズ除毛クリーム3選【続きはこちら】
【アンダーヘア処理に強い!】
セルフ処理におすすめの電動・ヒートカッター
ここでは、陰毛などの処理に強い「おすすめの電動・ヒートカッター」をご紹介します。
そのため、
「どれを選べばいいかわからない…」
「おすすめの製品を教えてほしい…」
という方は、ぜひ以下のものから選ぶことをおすすめします。
【第1位】PHILIPS(フィリップス) BG1022/16
電気シェーバーなどで有名なフィリップスのカラダ専用ボディーグルーマーです。
価格は、1,595円とリーズナブルになっています。
「高さ17.2×幅4.4×奥行2.9cm」とコンパクトなサイズになっており、お風呂でも使用ができるので、旅行先や出張先に持っていき、手軽に処理することも可能です。
また、毛の長さを3mmに整えるコームが付いているため、陰毛の長さを調整したい方にもぴったりです。
さらに、防水加工をしているので、本体丸洗いOKで、オイル差しも不要なので、メンテナンスも手間がかかりません。
「電動カッターだったら迷わずコレ!」という製品です。
実際に使用した方の口コミ・評価
デリケートゾーンも簡単!
今までデリケートゾーンのムダ毛処理には苦戦していましたが、このアイテムのおかげで、簡単で楽しくなってしまいます。
アンダーヘアを自宅で処理したい方にはおすすめです。
肌を傷つける心配なし!
今まではカミソリで処理していて血が出ることがありましたが、このボディーグルーマーを使用してからは肌荒れすることはなくなりました。
また、バッテリーではなく、電池式な点も魅力の一つだと思います。
【第2位】パナソニック ER-GK60-W
こちらも電気シェーバーなどで有名なパナソニックが出しているボディトリマーです。
値段は、4,990円とフィリップスの製品に比べるとやや高めになっています。
このボディトリマーは、毛の長さを3段階に調整できる「肌ガード」「長さそろえ」アタッチメントが付いているので、毛の微妙な調整にこだわりたい方にはおすすめです。
また、防水加工しているため、お風呂での使用も可能で、本体も丸洗いでき、お手入れも簡単です。
さらに、充電タイプなので、電池の交換などは不要です。
実際に使用した方の口コミ・評価
さすがパナソニック!
やはりPanasonicというだけあって作りがしっかりしてさすがだと思いました。
防水加工がしてあるため、水に濡れても問題なく安心して風呂場で使えています。
さらに、刃が毛にひっかかることもないので、痛みなどは一切ありません。
バッテリーの持ちも問題はないので、言うことなしです。
肛門周りを傷つける心配なく剃れる!
すごく使いやすく、タッチメントがあるので肛門周りも傷つけないで剃ることができます。
今までより処理時間が大幅に短縮されたので買ってよかったです。
ただ、最大6mmのアタッチメントでは陰毛だと短すぎるので1cm、2cmのアタッチメントがあるともっとよいと思います。
【第3位】ケディオス ヒートカッター
ケディオスのヒートカッターは、肌を傷つけにくい熱線カット式になっているアンダーヘア専用のヒートカッターです。
価格は、2,670円とリーズナブルな価格になっています。
毛先がとがっていないため、チクチクしにくくなっています。
また、スリムなデザインになっているため、細部の微調整も含めて簡単・手軽にアレンジできます。
さらに、持ち運びしやすいサイズになっており、電池式なので旅行にも持っていくことができます。
掃除用ブラシもついているので、サクッと掃除できるのも魅力の一つです。
実際に使用した方の口コミ・評価
しっかりと処理できる!
ヒートカッターを使うのは初めてでしたが、 簡単に使えて、しっかりと処理できます。
陰毛が剛毛なので、不安でしたが、よかったです。
大変使いやすかったです。
肛門周りを傷つける心配なく剃れる!
数本ずつ焼き切っていくので、多少時間はかかりますが、仕上がりはきれいなため、満足しています。
また、ちまちまと焼き切っていくのが意外とぼくは楽しかったのでよかったですが、短時間でサクッと処理した方にはおすすめできないかもしれません。
【脱毛クリニックもおすすめ!】
本格的な脱毛ならプロに任せるのが一番!
ここまで自宅でのデリケートゾーンのセルフ処理をご紹介してきました。
ただ、自己処理はあくまでも「その場しのぎ」です。
つまり、今後もずっと繰り返し処理する必要が出てきます。
また、繰り返し処理すると、最初はきれいな仕上がりにできても、毛穴がポツポツと目立ったり、肌トラブルになる可能性が高くなったりします。
そのため、「今後セルフ処理をなくしたい」という方は、医療機関であるメンズ脱毛クリニックにお任せすることをおすすめします。
「行く時間がないんだよなぁ…」
「いざ行くとなると予約とかめんどくさい。」
という理由でなかなか脱毛クリニックやサロンに行く気にならないという男性は多くいらっしゃいます。
たしかに、自宅でのセルフ処理には以下のメリットがあります。
●短時間で処理できる
●手軽にできる
●クリニックに比べて安い
ただ、以下のデメリットもあります。
●永久脱毛ができない
→繰り返し処理が必要。
●処理によって肌にダメージが蓄積される
●肌トラブルのリスクがある
●毛量を調整できない
(ツルツルかモジャモジャかの二択)
一方で脱毛クリニックやサロンは以下のメリットがあります。
●永久脱毛ができる
●毛量を調整できる
●肌へのダメージが少なく済む
●日々の処理が不要になる
脱毛クリニックの最大のメリットは永久脱毛が可能な点です。
つまり、自宅でのセルフ処理とちがって、一定期間通い脱毛が完了すれば、基本的に何回も繰り返し処理する必要はないのです。
また、脱毛が完了することで、日々の処理による肌へのダメージがなくなります。
また、自己処理とちがって、ツルツルがイヤであれば、陰毛の量を部分的に少なくしたり、好きな形にデザインしたりすることができます
つまり、「適度に残す」ということが可能なのです。
ただ、デメリットとしては、以下の点があります。
●価格が高い
●何回か通う必要がある
→一定期間時間が取られる
ただ、価格に関しては、電動カッターや除毛クリーム、ブラジリアンワックスにかかる一生涯でのトータル費用を考えれば、脱毛クリニックの費用のほうが安く抑えられるのは事実です。
また、医療レーザー脱毛を選択すれば、通う回数が極端に多くなることはなく、1回の施術時間も短く済みます。
そのため、長期的な視点でみれば、自宅でのセルフ処理より、脱毛クリニックでの処理をおすすめします。
「なるほど、でも通う期間とか費用とかってどのくらいなんだろう…?」
という方は以下でクリニックでのVIO(デリケートゾーン)の脱毛について、詳細をわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。