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【痛くないヒゲ脱毛の選び方】経験者が語るレーザー脱毛と光脱毛の痛み

美戦士
美戦士
今回は、ヒゲ脱毛を経験した僕が、ヒゲ脱毛の痛みについて解説していきます。

ただ、痛みだけでで脱毛法を決めると、効果が出ないなんてことも…。

そのあたりについても率直な意見をお伝えできればと思います。

今回は痛くないヒゲ脱毛の選び方をご紹介します。

ただ、

痛くない=出力があまり強くない=脱毛効果がそこまで高くない

ということでもあります。

そうなると、多少の傷みを我慢して効果を重視したい男性もいらっしゃると思います。

そこで、今回はそれぞれの脱毛法の痛みはもちろんのこと、脱毛効果費用などの点についてもお伝えしていきます。

【一番痛くないヒゲ脱毛はこれだ!】
痛みの少ないヒゲ脱毛ランキング!

ここでは、痛みの少ないヒゲ脱毛法ランキングをご紹介します。

と、その前にまずヒゲ脱毛の種類について、サラッと見てみましょう。

医療レーザー脱毛
(医療機関であるクリニックのみで可能)

光脱毛(フラッシュ脱毛)
(主にエステサロンで扱われる脱毛法)

ニードル脱毛
(医療行為だが、クリニック・エステサロンの両方で扱うことが認められている)

そして、後ほどご説明しますが、医療レーザー脱毛光脱毛のなかでは、さらに、熱破壊式(単発式)蓄熱式(SHR式)呼ばれる2種類があります。

それらを痛みの少ない順」に並べると以下のようになります。

【痛みの少ないヒゲ脱毛ランキング】

1位 光脱毛「蓄熱式(SHR方式)」

2位 光脱毛「IPL(単発式)」

3位 医療レーザー脱毛「蓄熱式(SHR方式)」

4位 医療レーザー脱毛「熱破壊式」

5位 ニードル脱毛

となります。

もちろん、痛みは個人差があります。

ただ、もっとスッキリさせると、

痛みは、

光脱毛」が最も弱く

医療レーザー脱毛」がその次に弱いです。

ニードル脱毛は、最も痛みが強く、かつ、毛1本1本にアプローチするため、時間・費用の両方のコストがかかります。

そのため、まずは「医療レーザー脱毛」または「光脱毛」でヒゲ全体を脱毛することをおすすめします。

とはいっても、痛みだけで選ぶと、

思った以上に効果を得るのに時間がかかる…

なんてこともあります。

そのため、ランキング順それぞれの脱毛法の効果や特徴などを見ていきましょう。

1位 光脱毛「蓄熱式(SHR方式)」

SHR脱毛Super Hair Removal(スーパーヘアリムーバル)の略です。

従来の脱毛毛乳頭や毛母細胞をターゲットにするのに対して、SHR脱毛は、バルジ領域」にダメージを与えることで抑毛します。


【出典】Joelle

バルジ領域は、毛根部よりも浅い場所にあり、ここには毛の再生を促す『幹細胞があります。

この幹細胞があるバルジ領域に熱をジワジワと与えることで抑毛効果を得ることができます。

毛乳頭をターゲットとする従来の脱毛法毛周期を考慮して照射する必要がありますが、SHR脱毛毛周期に関係なく、最短2週間程度のスパンで脱毛に通うことができるので、短期間でギュッとまとめて通いたい方にはおすすめです。

施術するときあらかじめジェルを塗布し、スライドさせる形で光を照射していきます。

SHR方式のメリット・デメリット

痛みが強いヒゲでも痛みはほぼゼロ

日焼け肌・地黒でも脱毛可能!

毛周期を気にする必要がない
(通う期間が短く済む)

スライド式なので1回の施術時間が短い

肌にやさしい
(肌トラブルのリスクが少ない)

産毛もしっかりと脱毛できる

IPLに比べて効果が弱い

男性のヒゲなど、毛が太くて・濃い部位は効果を発揮しづらい

他の脱毛法に比べて回数を多く重ねる必要がある

この脱毛法を導入しているエステサロン

2位 光脱毛「IPL (単発式)」

IPL脱毛とは、Intense Pulse Light(インテンスパルスライト)の略です。

IPL黒いメラニン色素に反応するという性質を持っているため、光を照射すると肌の表面に出ている毛から毛穴の奥の毛根部まで熱が伝導し、毛根部(※)にダメージを与えることで、抑毛を促します。

毛根部:毛を生成する細胞がある箇所です。

黒い色に反応するので、毛が濃く太い方には効果は大きく、ヒゲなどにも相性がいいです。

ただ、産毛にはなかなか効果が出にくく、色黒・地黒の男性ヤケドのリスクが高まり、施術できない場合があります。

IPL方式のメリット・デメリット

毛が黒い・太い・濃い部位に強い!
(ヒゲと相性がいい!)

光脱毛のSHRより脱毛効果が高い!

毛がポロポロ抜け落ちるので効果を実感しやすい

光脱毛の中では痛みが強い

出力の強さによって肌トラブルのリスクあり

日焼け・色黒の程度が高いと施術できない

産毛などには効果を発揮しづらい

毛周期を気にする必要がある
→施術の間隔を1~2か月あける必要あり
(通う期間自体は長くなる。

この脱毛法を導入しているエステサロン

3位 医療レーザー脱毛「蓄熱式(SHR方式)」


【出典】メアリクリニック横浜

RINX蓄熱式レーザー脱毛機では、従来の脱毛方式とは異なり、毛根細胞に栄養を送る『バルジ領域』を破壊するバルジ式脱毛を用いています。

光脱毛の「SHR」と構造は同じで、毛乳頭ではなく、バルジ領域に熱を与え破壊する脱毛法です。

次にご紹介する熱破壊」のレーザー脱毛より痛みが弱いと言われていますが、レーザー脱毛機によって異なります。

現在、蓄熱式主流なレーザー脱毛機蓄熱式ダイオードレーザー(※)『メディオスターNextProです。

レーザー脱毛機には「アレキサンドライト」「ダイオード」「ヤグ」3種類があり、それぞれの波長の長さが異なります。

ただ、最新の脱毛機では、上記の3種類の波長を同時に出せる「ソプラノアイス・プラチナムなどを使用するクリニックもあります。

これは脱毛効果が高い分、痛みなどは強いです。

蓄熱式レーザー脱毛のメリット・デメリット

肌へのダメージを最小限に抑える

施術時間が他のレーザー脱毛より短く済む

産毛でもしっかり脱毛!

軽度の日焼け・色黒肌にも対応!

光脱毛より脱毛効果が強い

他の脱毛機に比べて照射パワーが弱い
(メディオスターの場合)

脱毛効果を実感するまで時間がかかる
(メディオスターの場合)

この脱毛法を導入しているクリニック

4位 医療レーザー脱毛「熱破壊式」


【出典】メアリクリニック横浜

レーザー黒いメラニン色素に反応するという性質を持っているため、光照射すると肌の表面に出ている毛から毛穴の奥の毛根部まで熱が伝導、毛根部(※)にダメージを与えることで、毛の再生を防ぎます。

※構造は光脱毛のIPLと同じです。

また、熱破壊の医療レーザー脱毛には「アレキサンドライト」「ダイオード」「ヤグ」3種類があり、それぞれの波長の長さが異なります。

ただ、ヒゲ脱毛に関して言えばアレキサンドライトレーザー」が痛みや脱毛効果からもオススメです。

また、脱毛効果は高いので、効果重視の男性にはオススメです。

アレキサンドライトのメリット・デメリット

太い毛・根強い毛もしっかり脱毛!

日本人に最も合った脱毛機

黒い毛にピンポイントで対応

シミ・くすみなど美肌効果もあり!

痛みが強い

色黒・日焼け肌だと脱毛できない

産毛などは脱毛できない

この脱毛法を導入しているクリニック

5位 ニードル脱毛

ニードル脱毛では、一本一本の毛に対して電気を流して、直接「毛乳頭」を破壊する脱毛方法です。

ニードル脱毛は、1875年にアメリカで誕生してから140年以上も経つため、脱毛の中で一番歴史が深く一番効果がある脱毛方法と言われています。

ニードル脱毛のメリット・デメリット

脱毛効果が非常に高い

施術当日に脱毛効果を実感できる

日焼け肌やシミ・ほくろがあってもOK!

白髪や産毛にも対応

毛周期に関係なく脱毛可能!

1本単位の細かいヒゲデザインができる!

施術前に自己処理する必要なし!

痛みがかなり強い

時間がとてもかかる

費用がとてもかかる

この脱毛法を導入しているクリニック

【痛みも大事だけど、効果も大事?】
ヒゲの根深く、脱毛しずらい!

ヒゲは、他の部位に比べても根深く、濃い毛になっているので、その分、脱毛効果を得るまでに時間もかかります。

さらに、ヒゲは他の部位に比べて毛が濃くて太いので、痛みも感じやすいです。

特に鼻下やアゴなど骨に近い部分レーザー脱毛であっても、光脱毛であっても痛みが強いです。

このような毛の性質から、ヒゲは他の部位に比べて脱毛効果を得るのに時間がかかること、そして痛みが強いことはしっかりと押さえておきましょう。

また、痛みが最も少ない光脱毛のSHRヒゲ脱毛をした場合、最も時間がかかると言われいます。

そのため、もし光脱毛を希望する場合は、肌色などで問題がなければ個人的には光脱毛の『IPL』がオススメです。

また、痛みよりも効果を重視したい、また、万が一のことに備えて安全性が担保された環境で脱毛したいという方は「医療レーザー脱毛」がオススメです。

レーザー脱毛医療機関であるクリニックのみで受けることはでき、かつ衛生管理もしっかりとされています。

また、施術などはすべて医師の裁量のもとおこなわれ、万が一肌トラブルが起きてもその場ですぐに診断し、適切な処置薬の処方などをしてくれるので安心です。

麻酔の処方もほとんどのクリニックで可能です。)

そのため、痛みよりも脱毛効果や安全性を重視したい方医療レーザー脱毛もオススメです。

個人的には、ヒゲ脱毛であれば、

光脱毛の『IPL』、またはレーザー脱毛の「蓄熱式」or「熱破壊式」オススメです。

さいごに

ここまで痛くないヒゲ脱毛ランキングをご紹介してきました。

痛みをほとんど感じないでヒゲ脱毛したいのであれば、光脱毛の「SHR」がオススメです。

ただ、脱毛効果をそれなりに重視したい男性には光脱毛の「IPL」くらいの強さが最低でもないと効果を得るまでに時間がかかると思います。

(すでに医療レーザー脱毛で何回かヒゲ脱毛をしてる場合などは別ですが…)

痛みよりも効果重視の場合は、医療レーザー脱毛がオススメです。

また、ヒゲ脱毛の痛みに関してはさまざまな意見がありますが、本当に個人差があるので、一概には言えませんし、痛みの感じ方や種類もちがいます。

そのため、気になる脱毛法で1回施術を受けてみて決めるのもオススメです。

初回のトライアルを無料でやっていたり、割引でやっているクリニック・エステサロンも多くあります)

そのため、痛みはもちろんのこと、他の軸もふまえてご自身にピッタリの脱毛法を選ぶようにしましょう。

ちなみに、痛み脱毛効果費用に加えて、肌色肌質・毛質の観点からみるヒゲ脱毛の失敗しない選び方以下の記事で解説しているので、ゼロから正しく選びたい方はチェックしてみてくださいね!

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