最近、男性の方でもアンダーヘアなどを脱毛処理する方が増えてきました。
ほとんどの方は、
「男が陰毛を剃るなんて男らしくない!」
と感じるかもしれませんが、時代が変化すると同時に価値観も変化していくはずです。
また、VIO脱毛には以下のようなメリットもあります。
●VIOゾーンのニオイ軽減
●VIOゾーンを清潔に保つ
●デザイン脱毛でオシャレを楽しめる
そんなVIOの脱毛を考えている方にもいくつか不安があるのはまちがいないと思います。
「男性スタッフがやってくれるのかな?」
「リスクとかないの?部位が部位だから心配」
などなど、男性器周辺のため、心配するのも無理はありません。
そのため、今回はVIOの処理について考えている方に、VIO脱毛におけるメリットやデメリット、考えられるリスクなど「いろは」をお伝えしていきます。
【アンケート実施】男のVIO脱毛って気持ち悪い?
「陰毛がないと気持ち悪いって思うのは男だけ?」
「VIO脱毛したいんだけど、気持ち悪い?」
というふうに同性・異性からの目線を気にする男性の方も多いです。
そこで、Dr.BSが実際に調査したアンケートによる解答を見てみましょう。
男性・女性どちらのコメントもありますので、ぜひ意見を参考にしてみてくださいね。
男性のVIO脱毛についてのコメント
男性で実際にVIO脱毛を経験した方のコメントは以下のとおりです。
ちょっと恥ずかしかったですが、やってよかったです。
彼女に性行為のときに「毛が多い…」と言われてから気になるようになり、脱毛しました。
ちょっと恥ずかしかったですが、やってよかったです。
かゆみなどがなくなったので、本当に良かったです。
汗による蒸れがひどかったので、脱毛しました。
かゆみなどがなくなったので、本当に良かったです。
施術のときは恥ずかしかったですが…。
女性のVIO脱毛についてのコメント
VIOは男性の意見が分かれるように、女性の意見も分かれるようです。
ただ、やはり毛が多すぎたり、長すぎたりすると、女性も嫌なようです。
ちょっと切ったりすいたりするくらいしてほしい。
さすがに、胸毛、腹毛、陰毛、全部繋がっていたり、もしくはジャングルみたいな、15㎝以上の剛毛がぶわわわ~~って四方八方に広がっているのはちょっと嫌ですが…。
それくらいになると、ちょっと切ったりすいたりするくらいしてほしいと思います。
脱毛したり、剃っていたりするほうが嫌。
基本的に生えていて当たり前の部分ですし、男性は陰毛ありきのほうが好きです。
反対に、脱毛したり、剃っていたりするほうが嫌。
VIOそれぞれの正確な位置と
脱毛のメリットしたときのメリット
まずは、VIOのそれぞれの正確な位置と脱毛のメリットについて解説していきます。
まずは以下の図でさらっと位置を確認しましょう。
では、VIOそれぞれの脱毛メリットもいっしょに見ていきましょう。
Vライン(ビキニライン)
Vラインは通称「ビキニライン」とも呼ばれています。
具体的な施術箇所は陰毛部、足の付け根の部分です。
下着姿になったときに下着から毛がはみ出てしまう方が脱毛することが多いです。
また、水泳の競泳選手などは特に気にする部分なので、脱毛する男性も多いです。
Iライン
Iラインは男性器から陰嚢部(玉の袋)、陰嚢部から肛門にかけての股のラインになります。
Iラインを脱毛することで、股間の蒸れなどが解消するのはもちろん、ニオイの軽減効果もあるため、清潔に保つことができます。
また、最も毛を減らすことで清潔感を感じさせる部位でもあります。
Oライン
Oラインとは肛門周辺部分を指します。
ちなみに、VIO脱毛のなかで最も男性の需要が高いのがOライン、肛門周辺の脱毛になります。
具体的な範囲としては、直立した際に見えなくなる部分が肛門周辺のOラインになります。
意外なことに、肛門周辺を脱毛される方の年齢層は幅広く20代から60代までいるとのことです。
また、肛門周辺を脱毛することで、トイレの後の煩わしい感覚も感じの解消はもちろん、ウォシュレットを必要としない状態となりますので、トイレを選ぶ必要がなくなります。
VIO脱毛はこんな男性におすすめ!
ここまでを踏まえ、VIO脱毛は以下のような方におすすめです。
そのため、当てはまる項目が多ければ多いほど、VIO脱毛をすることをおすすめします。
□陰毛がパンツからはみ出る
□女性に「多い…」と言われたことがある
□ムレやすく湿疹などの肌トラブルがある
□清潔感を出したい
□手入れが必要な職業・スポーツ
(水泳選手、体操選手、教室の先生など)
上記のチェックに多く当てはまる場合は、ヒゲ脱毛をすることをおすすめします。
VIO脱毛は脱毛クリニック・サロンに頼るべき?
VIOのムダ毛のベストは処理方法。
ここまで、VIO脱毛のメリットなどについてお伝えしてきました。
そこで、VIO脱毛をご決断した方。
「VIOのムダ毛処理は脱毛クリニック・サロンのほうがいいの?」
というふうに感じている方も少なからずいらっしゃると思います。
結論から申し上げると、すVIOのムダ毛処理は、脱毛クリニックやサロンにお世話になるのが長期的な視点で見た場合はベストです。
VIOのムダ毛処理には主に以下の2つがあります。
●自宅でのセルフ処理
(カミソリ、除毛クリ-ム・ブラジリアンワックスなど)
●脱毛クリニック、またはエステサロン
では、それぞれのメリット・デメリットをさらっと見ていきましょう。
自宅でのセルフ処理のメリット・デメリット
自宅での「VIOのムダ毛処理」には、以下の方法があります。
・カミソリ
・除毛クリーム
・ブラジリアンワックス
・毛抜き
これらのメリットは、なんといっても
「家でできる!」
「かかる費用が安い」
ということです。
ただ、最大のデメリットは「ツルツルかモジャモジャの2択」ということです。
つまり、カミソリや除毛クリーム、ブラジリアンワックスなどで処理する場合、毛量を少なくなどコントロールできません。
そのため、全剃りか全残しの二択になるのです。
また、自宅での処理は、完全な脱毛とはいえません。
つまり、きれいに処理しても、完全な脱毛ではないため、また生えてきて、処理が必要になるからです。
また、VIOラインの肌はデリケートで、繰り返し処理をすることで着実にダメージを与え、思わぬ肌トラブルにつながるリスクもあります。
脱毛クリニック・サロンのメリット・デメリット
脱毛クリニックやサロンでの脱毛のメリットは、「永久脱毛(※)」ができる点です。
つまり、自宅でのセルフ処理とちがって、一定期間通い脱毛が完了すれば、基本的に何回も繰り返し処理する必要はないのです。
その分、肌への負担などもかかりにくくなるため、余計な肌トラブルにつながることもありません。
また、自己処理とちがって、ツルツルがイヤであれば、毛量を調整し、おしゃれにデザインすることもできます。
つまり、「適度に残す」ということが可能なのです。
ただ、デメリットとしては、以下の点があります。
●価格が高い
●何回か通う必要がある
→一定期間時間が取られる
そのため、忙しいビジネスマンにとってはこれがネックになり、実際に脱毛までおこなわない方も多いです。
ただ、価格に関しては、カミソリや除毛クリーム、ブラジリアンワックスにかかる一生涯でのトータル費用を考えれば、脱毛クリニックやサロンの費用のほうが安く抑えられるのは事実です。
また、通う回数も、医療レーザー脱毛を選択すれば、通う回数が極端に多くなることはなく、1回の施術時間も短く済みます。
そのため、長期的な視点でみれば、自宅でのセルフ処理より、脱毛クリニックやエステサロンでの処理をおすすめします。
※そもそも「永久脱毛」なんてありえるの?※
医療レーザー脱毛やニードル脱毛は「永久脱毛」に分類されますが、本当に「永久に毛が生えてこない」なんてことはあるのでしょうか?
答えは「NO」です。
実際問題、現在の日本では「永久脱毛」についての明確な定義がありません。
ただ、簡単に言うと永久脱毛とは、『高い減毛率を長期間にわたり維持できる脱毛法』と考えるのはよいです。
FDA(アメリカ食品医薬品局)※1 によると、永久脱毛の定義は、
「一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること。」
とされています。
※1 米国の政府機関で「保健・福祉省」に属します。
VIO脱毛「費用・回数・痛み」の早見表
@脱毛クリニック・エステ
ここでは、VIO脱毛をクリニック、またはエステサロンでおこなった場合の費用・回数・脱毛完了までの施術期間などについてご紹介します。
早見表でみて、ご自身のスケジュールなどに合わせて、選択するようにしましょう。
※クリニックによって異なるので、あくまでも平均です。
医療レーザー | 光脱毛 | ニードル | |
施術機関 | クリニック | エステ | エステ |
費用/回 ※目安 |
44,500円 ~99,800円 |
14,700円 ~92,000円 |
[30分] 12,000円 [60分] 20,000円 |
施術期間 | 約4~6ヶ月 | 約8~10ヶ月 | 毛量による |
施術時間 | 15~20分/回 | 15分/回 | 30~180分 |
痛み | 普通~強い ※麻酔あり |
ほぼなし | かなり強い |
VIO脱毛は医療機関の「脱毛クリニック」がおすすめ!
脱毛をする機関は大きく分けて、「脱毛クリニック」と「脱毛サロン」の2つがあります。
この2つのちがいは以下の表のとおりです。
医療脱毛 | エステ脱毛 | |
施術回数 | 約5回(1~2年) | 10~20回(半年~1年以上) |
脱毛期間 | 照射パワーが強い ▼ 短時間で脱毛可能。 |
照射パワーが弱い ▼ 長時間通う必要。 1回の価格は安い |
脱毛資格 | 有資格者が施術 ▼ 安心で高い効果 |
資格が無くても施術可 ▼ 高いリスクを伴う ※照射漏れの可能性あり |
医師の診察 | 医師の診察あり ▼ 肌の状態を正確に診断! |
カウンセラーのみ |
肌トラブル | 薬を処方して迅速に対応 ▼ 万が一のときも安全 |
店舗では対応不可 ▼ 傷跡が残る可能性あり |
この表からもおわかりいただけるように、価格の部分を除いては、脱毛クリニックのほうが安全性や効果、肌トラブルへのアフターケアの点でよいことがわかります。
また、脱毛エステサロンの場合、1回の価格は安いですが、その分、照射パワーなどが弱いため、効果を感じにくく、繰り返し通う必要が出てきます。
さらに、医療レーザーによるVIO脱毛では、ブラジリアンワックスなどとはちがって、毛周期に合わせた数回の照射で少しずつに毛量を減らしていくので、全部を剃らなくても、好みの濃さに調節することができます。
そのため、VIO脱毛をするなら、個人的には脱毛クリニックがおすすめです。
また、ほかにも以下のようなメリットがあります。
□半永久的な脱毛が可能
□肌への負担が最小限に抑える
□万が一トラブルが起きても安心
□医療脱毛のリスク&ケア
それぞれについて、もう少しだけ詳しく見ていきましょう。
✓半永久的な脱毛が可能
医療レーザー脱毛は毛根の組織を破壊するので、ブラジリアンワックスなどと違い、数回施術をおこなえば、再びムダ毛が生えてくることはほとんどありません。
つまり、脱毛を「完了」させることができます。
✓肌への負担が最小限に抑える
医療用に開発された専用のレーザー脱毛機を使用し、毛根の組織のみを直接破壊するので、他の肌を傷つけることなく脱毛ができます。
✓万が一トラブルが起きても安心
脱毛クリニックは医療機関であり、有資格者が施術をおこないます。
そのため、トラブルが起きても医師が駐在しているため、適切な処置してもらえます。
✓医療脱毛のリスク&ケア
一般的に医療レーザーは痛みを伴うことを恐れている方が多いですが、医療機関では麻酔を使用し、痛みを和らげることができます。
※麻酔をすれば、ほとんど痛みはありません。
陰部の施術は男性スタッフが担当
基本的に陰部の施術は男性スタッフがやってくることがほとんどです。
そのため、スタッフが男性でも最初は恥ずかしいかもしれませんが、少しずつ慣れてきます。
また、クリニックやサロンの施術者は毎日のように男性の陰部脱毛をおこなっています。
そのため、ほかの方も同じように脱毛されていますので、特に気にする必要はありません。
男性器の脱毛は痛みは麻酔でカバーすればOK
陰茎(ペニス)は、色素沈着(黒ずみ)が激しい部位です。
そのため、黒いメラニン色素に反応するレーザーが反応し、痛みを感じやすくなります。
また、デリケートな部分なのでほかの部位よりも不安がられる方も多いです。
そのため、麻酔の使用をおすすめしております。
なので、もしVIO脱毛をおこなうなら、麻酔対応をしているところを選び、気軽に医師の方に相談しましょう。
VIO脱毛は他の部位に比べて、
「ヤケド」が起こりやすい
いくら技術が高くても、肌の調子や毛の状態が原因となって、思わぬ肌トラブルが起こるリスクは常にあります。
そして、VIOの施術において一番起こりやすい肌トラブルが「ヤケド」です。
男性器 陰茎(ペニス)・陰嚢は他の部位に比べて色素沈着が起こりやすいです。
医療レーザーは黒い色素に反応するため、ジュール設定(熱量の設定)を誤ってしまうとやけどの危険性が高まります。
そのため、やはり、脱毛クリニックでしっかりとした有資格者に施術してもらうことを個人的におすすめします。
また、クリニックの場合はヤケドなどの肌トラブルが起きたら、しっかりと対応し、必要に応じて薬など処方してくれます。
一方で脱毛エステサロンは、医療機関ではないため、薬の処方はできません。
この点でも脱毛エステサロンより、クリニックのほうが安心です。
必ず知っておくべきVIO脱毛当日の注意点やポイント
ここでは、VIO脱毛当日に気をつけるべき注意点やポイントは以下のとおりです。
肌トラブルなどを避けるためにも大切なので、もう少しそれぞれの注意点やポイントを詳しく見ておきましょう。
✓ムダ毛の事前処理をする
VIOも基本的には他の部位と同じように施術を行います。
また、特にムダ毛が多いとされている箇所なので満遍なく作業を進行していくようになります。
そのため、手の届く範囲はカミソリなど使用して、事前処理する必要があります。
ただ、Oラインに関しては見えにくい場所なので自分でケアをしないで脱毛クリニックやサロンにお任せしましょう。
✓肌荒れ・炎症がないか確認する
まずは、肌荒れや炎症がないか、あらかじめ確認しておきましょう。
肌のトラブルがないように施術をおこなっていくためには健康的な肌である必要があります。
また、クリニックやサロン側も肌荒れや炎症が起こらないように施術を進めていきたいので、肌荒れや炎症がひどいと脱毛施術ができない場合もあります。
※無理に脱毛を進めていくとダメージを与えてしまう可能性もあります。
✓脱毛当日は飲酒禁止
基本的にお酒を飲んでからの施術はできません、
そのため当日はアルコールは禁止です。
また、血行が良くなり体温が上昇してしまうことで施術後のトラブルにつながるケースがあります。
脱毛直後はただでさえ炎症を起こしている状態なので、体温上昇によって炎症が悪化しかゆみなどが発生することがあります。
✓汗をかくような激しい運動もNG
同様に、汗をかくような激しい運動もNGです。
脱毛直後はただでさえ炎症を起こしている状態なので、体温上昇によって炎症が悪化しかゆみなどが発生することがあります。
✓入浴はNG!シャワーで対処する
脱毛後は、入浴は避けて、シャワーのみにしましょう。
脱毛後の肌は、軽くほてりが残っている場合があります。
そのときに、湯船に浸かったり、半身浴をしたりして多量の汗をかくと、過度に肌を温めることになり、肌に余計な刺激を与えてしまいます。
その結果、ほてりや炎症が長引くリスクがあります。
そのため、脱毛の施術当日はシャワーのみにし、肌を温めすぎないように注意しましょう。
VIO脱毛についてのよくある質問
ここでは、VIO脱毛についてのよくある質問をご紹介します。
ご自身が疑問に感じていることもあると思うので、さらっと見てくださいね。
肛門の剃毛はできますか?
基クリニックなどで剃毛をおこなうのは可能です。
特に、お尻は出血が多い箇所になるので、それ専用のカミソリをいただけるところも多いです。
また、基本的に剃毛代もカミソリ代もかからないので、不安な方は相談してみましょう。
男性器の脱毛後、精巣への影響はありませんか?
脱毛によって精巣へ影響が出ることはありません。
脱毛は黒いメラニン色素に反応します。
そのため、精巣や精子といった白色の色素には反応することはありません。
男性器の色が人より黒いのですが、大丈夫ですか?
基本的に問題ありません。
一人一人のお肌の状態にあった機械で照射してくれるので、気軽に相談してみましょう。
脱毛後どのような制限がありますか?(排便時など)
基本的に清潔にしていただければ特に制限はありません。
また、排便も普通に行っていただいて大丈夫です。
ただ、先にもお伝えしたように脱毛当日の飲酒や激しい運動、入浴などは控えるようにしましょう。
安全性を優先するなら「脱毛クリニック」を推奨!
脱毛施術をおこなうにあたって、「脱毛クリニック」と「脱毛エステサロン」があります。
ぼくの個人的な意見としては、長期的な視点で見るなら「脱毛クリニック」がおすすめです。
ちなみに「脱毛エステサロン」のメリットは、やはり「安さ」です。
ただ、その安い要因は、
・施術者が無資格であること
・脱毛機器の効果が弱いものを使っていること
にあります。
つまり、一回の施術が安くても、繰り返し施術が必要になるのであれば、少し高めでも短期間で完了できるクリニックのほうがおすすめです。
また、安全性の点では、脱毛クリニック一択です。
また、今回は男性器や肛門周辺のデリケートゾーンのため、万が一肌トラブルが起きたことをかんがえるとクリニックのほうが安心です。
ただ、お試しでやってみたいという方は、最初は安い価格の脱毛エステを選択するのもありかと思います。
何回か試してみて、本格的に脱毛したいと考えたなら、クリニックに変えるのも良いと思います。
脱毛クリニックについては以下の記事で詳しく、丁寧にご紹介しているので、脱毛クリニックにお世話になりたい方は以下の記事をタッチして、読んでみてください。